Microsoft Azure への VHD のアップロード、Linux 仮想マシンへの対応が行われた Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 ですが、前回までのチャレンジでアップロードした VHD が正常でない問題にぶちあたっています。
試しに、変換後の VHD を Azure コマンドライン ツールの csupload.exe (→ Windows Azure SDK とツールのダウンロード ) を使って手動でアップロードし、マイ ディスクから仮想マシンを作成したら問題なく動きました。ソースの VMware 仮想マシンは問題なかったようです。Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 からのアップロードが異常な件は、依然として原因不明。
Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 で Azure にアップロード中の VHD (Workspace 内) を別の場所にコピーしておいて、CSUpload の Add-PersistentVMImage で VHD を Azure にアップロード。Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 で Hyper-V に V2V した VHD でもよし (これについては次回)。
CSUpload コマンド ライン ツール
[URL] http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg466228.aspx
Add-PersistentVMImage でアップロードしちゃったので、テンプレート用の VHD (Windows だと Sysprep したもの、Linux だと waagent -deprovion したもの) として マイ イメージに登録されちゃいました。そこで、VHD の保持を指定してイメージを削除。
Azure ストレージに保持されている VHD から Linux を含むディスクを作成。
仮想マシンが正常に作成されましたとさ。SSH 接続も OK。元は ESXi ホスト上の仮想マシンでしたが、VMware Tools はアンインストールされ (Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 のオンライン変換で)、RHEL 6.5 にビルトインされた Hyper-V ドライバーが機能しとります。
Microsoft Virtual Machine Converter 2.0
から Azure への直接の V2V は成功していませんが、ESXi ホストの Linux 仮想マシンを Azure 仮想マシンに移行するという目的は達成できているので (代替手段があるので)、これでよしとしておきます。
6/12/2014 付けで v2.1 が公開されたみたい。ダウンロード サイトの表示は v2.0 のまま。
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