Linux Integration Services (Linux IS) v3.4 for Hyper-V が公開されました。RHELおよびCentOS用の Linux IS です。今回は、RHELとCentOSの5.7、5.8、6.0、6.1、6.2、6.3に対応。6.x系最新の6.3に対応したほか、5.x系の5.7と5.8にも対応しました。また、ホストOSとして、Windows Server 2012 Hyper-V、Hyper-V Server 2012、およびWindows 8 Hyper-Vが追加されました。
Download Center > Linux Integration Services Version 3.4 for Hyper-V - 日本語
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=34603
バージョンによって、ディレクトリが分かれているので注意。6.0~6.2の場合は、RHEL6012から./install.shまたは./upgrade.shです。
Windows Server 2012 Hyper-Vで 「統合サービスのアップグレードが必要です」と表示されるのは、相変わらずでした。
RHEL 5.7とCentOS 5.7はこれまで、ビルドが必要なLinux Integration Service v2.1 for Hyper-Vでサポートされていましたが、Linux Integration Services v3.4はRPM提供です。Linux Integration Service v2.1からのアップグレードには対応していないので、アンインストールしてから、新バージョンをインストール(./RHEL57/install_RHEL57.sh)する必要があるでしょう。あと、Release Notes (Linux Integration Services v3.4 Read Me.pff内)に重要な情報が書かれているので、確認しておくことをお勧めします。例えば、VHDXとext3の問題だとか、7 CPU、30GBメモリ以上割り当てた時は、boot.cfgでnuma=offしろとか。あと、なぜかRelease NotesにUbuntu 12.04に関する記述があったりとか...
CentOS 5.8でHyper-V側からシャットダウンを開始すると、通常のシャットダウンプロセスが開始されずに、すぐに電源オフになるみたいです。Hyper-Vはシャットダウン成功と表示するけど、成功じゃあないような。RHEL 5.8は未確認。
返信削除RHEL 5.9 BetaにHyper-V Driversが標準搭載されますが、RHEL 5.9 Betaでもすぐに電源オフになる。
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