Windows Server "8" Beta では、ドメイン コントローラーの仮想化対応が進みます。その 1 つが、仮想マシン (Hyper-V 3.0 など Generation ID に対応した仮想化テクノロジ上の)の複製による展開のサポート。これは、既にドメイン コントローラーに昇格してある仮想マシンの仮想ハードディスク (VHD または VHDX) を単純にコピーして (Sysprep なしで)、新しい仮想マシンに接続することで、次々に固有のドメイン コントローラーを増やしていけるというもの。具体的な手順はこちら。
Active Directory Domain Services (AD DS) Virtualization
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh831734.aspx
単純にコピーというのは言い過ぎで、CustomDCCloneAllowList.xml と DCCloneConfig.xml の 2 つのファイルを作成しておき、仮想フロッピー ディスクや仮想ハードディスクのルートに置いた状態でコピーした仮想マシンを立ち上げると、複製が始まります。
Sysprep しないでマシン SID の重複問題は? については、あの「Windows Sysinternals 徹底解説」の著者であり、Sysinternals の生みの親、マーク氏の過去のブログが参考になるでしょう。ドメイン コントローラーの SID は、もともと重複しているらしいです (最初のドメイン コントローラーのマシン SID = ドメイン SID)。
Mark's ブログ > マシン SID の重複神話
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