2011/08/01

MDOP 2011 R2 が出ました。DaRT 7.0 がステキ!!

2011 年 7 月末 (29付) に、MSDN/TechNet サブスクリプションから Microsoft Desktop Optimization Pack 2011 R2 (Japanese)  がダウンロード可能になっています。



収録内容の変更点は...
MDOP 2011 (JP)                 MDOP 2011 R2 (JP)
------------------------  --------------------
MED-V 2.0(EN *1)/1.0 SP1   MED-V 2.0(EN *1)/1.0 SP1
App-V 4.6 SP1(JP)/4.5 SP2  App-V 4.6 SP1(JP)/4.5 SP2
DaRT 6.5(EN)/6.0/5.0           DaRT 7.0(EN) *4/6.5/6.0/5.0
AGPM 4.0(JP)/3.0/2.5           AGPM 4.0(JP)/3.0/2.5   
AIS 1.5(EN) *2                      AIS 2.0(EN) *2
DEM 3.5(JP)                         DEM 3.5(JP)
-                                         MBAM(EN) *3

ENは英語版、JPは日本語ローカライズ済み(最新バージョンについてのみ記載しました)。

*1: 日本語化パッチあり→「MED-V 2.0 英語版を日本語版に!! (2011/4/27)

*2: Asset Inventory Service (AIS) は、オンラインサービス(System Center Online) なので、MDOP のメディアに入っているわけではありません。AIS 2.0 は、2011 年 5 月に既に公開されています。こちらから管理ポータルの入口までは誰でも行けます。
*3: Microsoft BitLocker Administratration and Monitoring (MBAM) は新顔です。どんなツールかと言うと、「展開とキー回復の合理化、プロビジョニングの一元化、修復済みのリムーバブル ドライブの暗号化状態の監視と報告、サポート コストの削減により、大規模な BitLocker 実装をより簡単に管理できるようになります」だそうです。それ以外の機能については、MDOP の公式サイトがわかりやすいと思います。

*4: DaRT 7.0 の Recovery Image で起動した PC に、リモート接続できるようになりました。CDまたはDVDメディアでブートして、システム修復環境に RDP 接続(たぶん RDP) できるんです。これは面白い。リモート拠点のユーザーにお願いして Recovery Image で起動してもらって (あるいは Intel AMT などアウトバウンド機能で起動して)、現地に行かずにトラブルシューティングするって感じでしょうか。

DaRT 7.0 のリモート接続はこんなイメージ。

(1) 問題の PC を、DaRT Recovery Image の CD(またはDVD) メディアで起動します。
(2) システム回復オプションが起動したら、「Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset」を開きます。
(3) 「Remote Connection」をクリックします。表示されるチケット ナンバーと IP アドレス、ポート番号を、リモートにいるトラブルシューターさんに伝えます。電話とかで。


(4) トラブルシューターさんは、「DaRT Remote Connection Viewer」を起動して、リモート PC に接続します。



(5) リモート デスクトップ接続できました。あとは、DaRT のツールとか、「システム回復オプション」のメニューを使って、とことんトラブルシュートしてください。

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