Misc.

2020/07/29

Cortana 2.2007.24723.0 for Windows 10 ver 2004、ダンマリ問題が解消?

Windows 10 ver 2004 の Cortana のアップデートが来ました。Windows 10 ver 2004 出荷時はベータ版 バージョン: 2.2005.5739.0 でしたが、前回のアップデートでベータ版がとれてバージョン: 2.2007.9736.0 に。そして 7 月末時点で バージョン: 2.2007.24723.0 に。

Microsoft アカウントによってはダンマリ状態だったんですけど(→ 5 月に入った新人の Cortana さん、相手によって対応が違う?)、今回のバージョンから「このアカウントでは Cortana を利用できません」と表示されるようになりました。









最近作成した Microsoft アカウント(@outlook.jp)数年前に作成して Office 365 の組織アカウント(@ほにゃらら.onmicrosoft.com)では Cortana が前々から使えるんですが・・・

2020/07/28

Docker Desktop Community 2.3.0.4 (Engine 19.03.12)

Docker Desktop Community 2.3.0.4
2020-07-27

build 46911、Docker Engine は 19.03.8(2.2.0.4 ~ 2.3.0.3)→ 19.03.12 (2.3.0.4) に。go1.12.17 → 1.13.14。Compose 1.25.5 → 1.26.2。あとは、Bug fixes and minor changes.

Docker Engine release notes
19.03.12 2020-06-18
https://docs.docker.com/engine/release-notes/#190312

Docker Enterprise は 2020-06-24 の v3.1(19.03.11)が最新。

関連:

2020/07/27

Windows 10 ver 2004 の新機能「特別なディスプレイ」?

Windows 10 Insider Preview ビルドの新機能 (20H1)』に Windows 10 ver 2004 の Pro for WorkstationsEnterprise エディション(ここには書いてないけど IoT for Enterprise も)の新機能として「特別なディスプレイ(Specialized Displays)」ってのがあることが説明されています。日本語訳があれなんですけど、要はマルチディスプレイの中の1つのディスプレイを「特殊化されたディスプレイ(特殊用途のディスプレイ)」として設定できるってもの。オリジナルの英語のドキュメントを見たほうがわかりやすいです。

Windows 10 バージョン2004の新機能 (IT 担当者向け)には書いてないので、IT 担当者向けの機能ではないということ(かな)。には、「スペシャルディスプレイ」って書いてある(最初、同じ機能だって気が付かなかった)。こっちの日本語訳もあれだけど、Insider 向けのドキュメントよりは少しマシ。

2020/07/22

Hyper-V and Ubuntu Desktop 20.04 LTS


あまりニーズはないと思いますが、Hyper-V 仮想マシンに Ubuntu Desktop 20.04 LTS をインストールする際の備忘録。

今日の Windows Update、オプション(Preview)の更新 (2020-07 C)

Windows 10/Server ver 1809/1903/1909 向けにオプションの更新プログラム出ています。2020-07 C パッチ。D パッチはないことになっているので、ver 2004 のも今週中には出るのかな? なお、今回からプレビュー更新は Windows 10 ver 1809 および Server 1809(2019)以降のみに提供だそうです。→ Resuming optional Windows 10 and Windows Server non-security monthly updates https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-it-pro-blog/resuming-optional-windows-10-and-windows-server-non-security/ba-p/1471429

Windows 10 release information
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/
July 21, 2020—KB4559004 (OS Builds 18362.997 and 18363.997) Preview
https://support.microsoft.com/en-us/help/4559004
July 21, 2020—KB4559003 (OS Build 17763.1369) Preview
https://support.microsoft.com/en-us/help/4559003

今回からリリース情報としては”プレビュー”という名称になりましたが、Windows Update や Microsoft Update Catalog での名称は変わらず(プレビュー付かない)。分かりやすいように”プレビュー”にするんじゃなかったっけ。 Resuming optional ・・・ のときとと話や画面が違うんだけど。

オプションの更新なので、Windows 10の場合は「更新プログラムのチェック」をクリックして、さらに「ダウンロードしてインストール」をクリックしない限りインストールされない(はず)。Windows Server 2019 Desktop Experience の場合は「更新プログラムのチェック」をクリックするとダウンロードとインストールが始まっちゃうかも(↓こないとおもってクリックしてしまった、痛恨のクリック)。自動更新では検出されません(たぶん)。


.NET Framework も Windows 10/Server ver 1809/1903/1909 向けに”プレビュー”(累積的な更新プログラムのプレビュー) リリース。

.NET Framework July 2020 Cumulative Update Preview
https://devblogs.microsoft.com/dotnet/net-framework-july-2020-cumulative-update-preview/
July 21, 2020-KB4562900 Cumulative Update Preview for .NET Framework 3.5 and 4.8 for Windows 10 Version 1903 and Windows Server 1903 RTM and Windows 10, version 1909 and Windows Server, version 1909
https://support.microsoft.com/en-us/help/4562900/
July 21, 2020-KB4567327 Cumulative Update Preview for .NET Framework 3.5, 4.7.2 and 4.8 for Windows 10 Version 1809 and Windows Server 2019
https://support.microsoft.com/en-us/help/4567327/

前々からそうなんですが、.NET Framework のプレビュー更新は「更新プログラムのチェック」でインストールが始まってしまいます(のでご注意)。「ダウンロードしてインストール」の対象外。「ダウンロードしてインストール」は1つの更新にしか対応していないので、先に機能更新プログラムのご案内があると、プレビューの更新は見えないかも(ver 1903 で ver 1909 待ちのときはそうでした。そうです、あとからとってつけたような機能なんです → Feedbak Hubに報告済み)。逆に機能更新が消えて、オプションが出てくるなんてこともあるかもしれないし、ないかもしれない(機能更新待ちの環境がいまは無いので不明)。「.NET Framework 3.5 用の 2020-07 累積的な更新プログラムのプレビューと・・・ 用の 4.8」も相当崩壊してる。「2020-07 Cumulative Update Preview for .NET Framework 3.5 and 4.8 for Windows 10・・・」(2020-07 Windows 10 ・・・ 用の .NET Framework 3.5 および 4.8 用の累積的な更新プログラムのプレビュー)でしょ。→ Feedback Hub に報告済み
で、.NET Framework のプレビュー更新は自動更新でも検出されちゃうんですけど、自動更新の場合は「ダウンロード」ボタンを提示するところで止まってくれる(と思う)。Windows Server 2019 で自動更新を有効にしている場合も、きちゃうかも。

追記)英語版の更新プログラム名には Preview が付いている。日本語名称の問題でした。英語以外の言語は未確認。
Feedback Hub に報告済み

さらに追記)Windows Admin Center 2007 GA
Windows Admin Center version 2007 is now generally available!
https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-admin-center-blog/windows-admin-center-version-2007-is-now-generally-available/ba-p/1536215
何かカラフルになった。
 
7/28 追記)WDAG の問題。うちでは発生せず。
Receiving an error message when attempting to open Windows Defender Application Guard (WDAG) or Windows Sandbox
https://support.microsoft.com/en-us/help/4575917/

7/31 追記) Windows 10 ver 2004 向けのプレビュー CU は、"The preview update for Windows 10, version 2004 will be available in the near term. "だそうだけど、日本では7月中のリリースはなさそう。ちなみに、Insider の Release Preview にも来ていない。
8/1) 7/31 PDT に ver 2004 向け出た。

2020/07/21

Procmon for Linux 1.0 Preview on Ubuntu 18.04 LTS

先日、Procdump for Linux に続いて、Procmon for Linux(Preview)公開されたことをお伝えしましたが...

Procmon 1.0 for Linux Preview
https://github.com/microsoft/ProcMon-for-Linux/releases/tag/1.0

現状、Ubuntu 18.04 LTS (kernel 4.18~5.3) なら簡単にインストールして動かせると思いますが、Preview 版だということをお忘れなく。

2020/07/16

Windows Sysinternals 更新情報 (2020 年 7 月 16 日) - Sysmon v11.11(と Procmon for Linux Preview)

2020/7/15(PDT)に Sysinternals ツールの更新出ました。

Sysmon v11.11
https://techcommunity.microsoft.com/t5/sysinternals-blog/sysmon-v11-11/ba-p/1522915

ツールの日付は署名の日付。
Sysmon c11.10 (2020/06/18) → v11.11 (2020/07/14)
https://live.sysinternals.com/files/Sysmon.zip

日付はファイルのタイムスタンプ。

SysinternalsSuite.zip (2020/06/24 PDT)→(2020/07/15)
https://live.sysinternals.com/files/sysinternalssuite.zip

7/18 追記)Procdump for Linux に続いて、Procmon for Linux(Preview)公開
Procmon 1.0 for Linux Preview
https://github.com/microsoft/ProcMon-for-Linux/tree/1.0

Ubuntu 20.04 LTS に入れてみたけど何もキャプチャしてくれない... F9: Quit するとたくさんエラー出てる。Preview だから放置(次のリリースを待つ)。

前回の更新:
Windows Sysinternals 更新情報 (2020 年 6 月 24 日) - Sysmon v11.10、Sigcheck v2.80、Autoruns v13.98 

参考:総入れ替えスクリプト installsysinternalssuite.ps1 はこちら
Goodbye Technet Gallery (my scripts are archived here)

(注:このスクリプトに含まれる Expand-Archive は PowerShell 5.0 以降に含まれます。PowerShell 4.x 以前ではエラーになります)

VHD Boot を Hyper-V 仮想マシンに移行した

BIOS/MBR ベースだったけど、第 2 世代仮想マシン(UEFI/GPT)にしてみる。

テスト用 AD DS のドメインコントローラーを VHD ネイティブブート環境で置いといた古いノート PC のオンボード GPU が死亡。このノートの宿命的な問題で今回で 2 回目。前回はマザーボードだけ中古の勝手やしすごしたけど、もうお金はかけられない。現在は、RDP でしか接続できない状態。物理環境には Windows 8.1(今年初めまでは Windows 7 もあったけど削除したやつ)。ブートする OSを切り替えるのが面倒(その都度、bcdedit /default ・・・)なので、VHD ネイティブブート環境の VHD(x) を Hyper-V 仮想マシンに割り当てて仮想マシンに移行することにした。

2020/07/15

今日(7/15)は月例の Windows Update (2020-07 B) -いろいろ追記・変更あり-

7 月の Windows Update の日。Windows、.NET Framework、Microsoft Office アプリにセキュリティ更新あります。今月は来週に C リリース(2020-97 C)が復活で、D リリースはなくなる(らしい)。

Windows message center
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/windows-message-center
Windows 10 release information
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/
Update history for Microsoft 365 Apps (listed by date) (6:00 AM時点で今月分の情報未更新)
https://docs.microsoft.com/en-us/officeupdates/update-history-microsoft365-apps-by-date
既知の問題があればこちらで見つかるかも。
Fixes or workarounds for recent Office issues
https://support.microsoft.com/en-us/office/fixes-or-workarounds-for-recent-office-issues-af8728b5-ec64-4359-812d-264c6907ea75
.NET Framework July 2020 Security and Quality Rollup Updates
https://devblogs.microsoft.com/dotnet/net-framework-july-2020-security-and-quality-rollup-updates/
2020 年 7 月のセキュリティ更新プログラム (月例)(Microsoft Security Response Center | Japan Security Team)
https://msrc-blog.microsoft.com/2020/07/14/202007-security-updates/

Resuming optional Windows 10 and Windows Server non-security monthly updates
https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-it-pro-blog/resuming-optional-windows-10-and-windows-server-non-security/ba-p/1471429

6月は...
今日(6/10)は月例の Windows Update (2020-06 B)
定例外の品質更新(ver 1803~1909)、Microsoft Update Catalog からのダウンロード提供のみ
定例外の品質更新(ver 1507/1607/1709/2004/8.1他)、Microsoft Update Catalog からのダウンロード提供のみ

何かあれば追記します。

2020/07/14

明日 7/15 は毎月恒例の...

明日は第二火曜日の翌日、毎月恒例の Windows Update の日(2020-07 B)。

都合が悪い人、様子を見たい人は、今すぐ「更新の一時停止(更新を7日間一時停止)」をクリック。

明日短時間でやっつけちゃいたい人は、今のうちに Firefox とか、New Edge とか、Chrome とか Adobe Reader とか更新しときましょ。最近、更新 ver 出てましたよ。あと、Office Current Channel も先月末(日本だと 7/1)に ver 2006 出てました。

2020/07/04

(備忘録)Linux の NFS クライアント

久々に Linux で NFS 共有をマウントしようとしたら、最近の Linux には NFS クライアントは標準で入っていないことに気付く。SMB クライアントは最初から入ってるのに。ls /sbin/mount.nfs で見つからなければ NFS クライアントは入っていないってこと。

Ubuntu とか Debian なら
$ sudo apt install nfs-common

CentOS とか Fedora なら
$ sudo yum install nfs-utils


で mount は NFS 対応に。

$ sudo mount -t nfs nfssever:/share /mnt/nfs

それでもマウントできないなら名前解決を疑う(IP:/share でやってみるとか)。SMB で名前解決できても、NFS は名前解決できないこともある。

2020/07/02

近況報告

July 1, 2020 Microsoft MVP award をいただきました。Cloud and datacenter management 分野(再)です。ありがたく頂戴いたします。

https://mvp.microsoft.com/ja-jp

2020/07/01

How to Install Docker Enterprise for Windows Server (2020年7月版)

Mirantis Container Runtime(MCR)の Microsoft によるサポートは 2022年9月に終し、Mirantis の有料サブスクリプションへ。無料な環境としては、→ Mirantis Container Runtime から Docker CE/Moby への切り替え (2022/9/10 追記)
※ Windows Admin Center による簡単セットアップもできます。→ Windows Admin Center によるコンテナーホストの簡単セットアップ(v 3.0?)
※ 2020/11/12 PT リリースの Engine 19.03.13 から、Docker Enterprise は Mirantis Container Runtime(MCR)に改称されました。→  [速報]Docker Enterprise 改め、Mirantis Container Runtime (MCR) リリース(Engine 19.03.13)
※ Microsoft Docs のチュートリアル(Get started: Prep Windows for Containers [11/12/2019])は Docker Enterprise v3.0 がターゲットで、Mirantis Container Runtime への名称変更や v3.1 の install.ps1 の手順のことは反映されていません。
※ LCOW は Experimental のまま開発終了らしいです。”
Note: LCOW support was experimental and is no longer being developed. This repository is now archived.”(2021/07/07 追記)

拙著『Windows 版 Docker & Windows コンテナー テクノロジ入門』(日経 BP)の第 2 章のインストール手順が、Docker Enterprise の Mirantis による買収や Docker Enterprise 3.1 のリリースで変わってきてしまったので、Windows Server 2019 と Windows Server 2016 についてまとめます(Windows Server 2016 のサポートは Docker Enterprise 3.0 が最後)。


●Windows Server 2019 に Docker Enterprise 3.1 をインストールする/アップデートする(Desktop Experience、Server Core、SAC 1809 共通手順、↑の拙著は Docker Enterprise 3.1 リリース前なのでこの内容は含まれません
●Windows Server 2016 に Docker Enterprise 3.0 をインストールする/アップデートする(Desktop Experience、Server Core 共通手順)
●公式情報のリンク集(公式ドキュメントが古いこともありますのでご注意)