Misc.

2018/05/31

Ubuntu 18.04 LTS Desktop の Remmina (RDP クライアント) と NLA 認証

Ubuntu 18.04 LTS Desktop をインストールしたばかりなので(→ 統合サービスの話拡張セッションモードの話)、以下に関連して Remmina からの RDP 接続への影響を確認してみた。

GW 開けの WU では RDP 接続エラーに注意(というか予告)(2018/04/25)
Windows Updateは適切な更新サイクルで――CredSSP脆弱性対策について @IT (2018/05/15)
 [URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1805/15/news011.html


(結論を言うと、既定のままなら影響なし。サーバー側で CredSSP のセキュリティ強化すれば、拒否されるという予想どおりの結果になります。単に拒否されるときのメッセージが見たかっただけでした。)

2018/05/30

Windows 10 ver 1803 Hyper-V and Ubuntu 18.04 LTS with Enhanced Session Mode

以下のブログにあるように、RS4 に向けた Insider Preview ビルド 17063 の Hyper-V と Ubuntu 16.04 LTS で実験的に拡張セッション モードが使えるようになってます。


Sneak Peek: Taking a Spin with Enhanced Linux VMs(Virtualization Blog)
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/virtualization/2018/02/28/sneak-peek-taking-a-spin-with-enhanced-linux-vms/


Ubuntu 18.04 LTS で試してみました。成功した手順をメモ。なお、5/30 現在のツール(Ubuntu 18.04 LTS や xrdp のバージョン、linux-vm-tools のリリース)での成功例なので、将来、うまくいかなくなる可能性もありです。

2018/05/29

Windows Server 2016 Hyper-V and CentOS 7.5 1804(シリアル コンソール接続を追記)

Windows Server 2016 Hyper-V 仮想マシンに CentOS 7.5 1804 仮想マシン (第2世代仮想マシン、Microsoft UEFI 証明機関テンプレートで UEFI セキュアブート有効)をインストールする場合のメモ。
(6/7:COM リダイレクトとシリアル コンソール接続のセットアップ手順を追記)

Windows Server 2016 Hyper-V and Ubuntu 18.04 LTS

Windows Server 2012 R2 のときは、さまざまな Linux ディストリビューションの Hyper-V 対応状況を追いかけてましたが(→このブログを検索)、最近はご無沙汰しています。というわけで、4 月にリリースされた Ubuntu 18.04 LTS を、Windows Server 2016 Hyper-V の仮想マシン (第2世代仮想マシン、Microsoft UEFI 証明機関テンプレートで UEFI セキュアブート有効)にインストールしたときのメモ。

2018/05/28

最新の vmguest.iso について(Windows Server 2012 R2 Hyper-V の)

こちらに関連して...

Windows Server 2016 の Hyper-V 上の Windows Server 2008 SP2 のゲスト OS の統合サービスについて(2018年5月28日)
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2018/05/28/windows-server-2016hyper-vicswindows-server-2008/


利用可能な最新の vmguest.iso(Windows Server 2012 R2 Hyper-V の)に含まれる Hyper-V 統合サービスのバージョンが気になったので確認してみたところ、現時点(5/28 現在)では 6.3.9600.18692 の統合サービスが入っていました。おそらく 2017 年 7 月頃の更新ロールアップで(Hyper-V ホストが)更新されたときのものだと思います(この投稿の最後にある Hyper-V Integration Services: List of Build Numbers から想像する限り)。

2018/05/24

Windows 10 ver 1803 の WUfB ポリシーの動きが怪しい件(→たぶん ver 1703 からの仕様)

本日(米国時間 5/23 付け)で Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)向けに 2 回目の累積更新プログラム May 23, 2018-KB4100403 (OS Build 17134.81) が公開されました。今回の更新に Intel & Toshiba SSD 問題の修正が含まれているそうです9:23 10:06 時点で Microsoft Update Catalog にはアップされていませんが、Windows Update では配布されています。

(追記:↓不思議ないことと書きましたが、バージョン 1703 からの仕様/方針変更に、バージョン 1709 から厳密に従っている結果のようです。)

今回の累積更新で不思議なことを体験したので再現してお伝えします。不思議なこととは、Windows 10 Pro 以上の Windows Update for Business(WUfB)ポリシーで”機能更新”の延期設定(半期チャネルと対象指定の延期ではなく、日数による1日以上の延期設定)していると、今回の"品質更新"の累積更新を検出しないような気がするんです。

2018/05/23

Windows Server 2016 の 5/17 累積更新で 0x800705b4 エラー

5/17 と 5/21 付け(米国時間)で Windows 10 バージョン 1607/Windows Server 2016 ~ Windows 10 バージョン 1709 向けの累積更新プログラムが出ています。(5/23 付で バージョン 1803 向け 17134.81 も出ました。→ でも WUfB の延期設定でおかしなことを確認しています

Windows 10 release information
[URL] https://www.microsoft.com/en-us/itpro/windows-10/release-information
※初出時 "Semi-Annual Channel" 扱いだったバージョン 1803 が、"Semi-Annual Channel (Targeted)" になってます(たぶん 5/18 頃に訂正入った)。

我が家と Azure 上の Windows Server 2016 くんたちは、KB4103720(14393.2273) がかなりの確率でインストールの最後の最後(再起動の直前)で 0x800705b4 エラーで失敗。再試行しても、再起動しても失敗。それだけで数時間が経過。初回で成功したのもあるけど、少数派。毎度のことですが、発生条件は不明(更新のときだけオンにしてるとか、OS の稼働時間が少ないのが関係しているのかも)。



(ちなみに、Windows 10 バージョン 1607(Enterprise と 2016 LTSB)、Windows 10 バージョン 1703、Windows 10 バージョン 1709 はすべて Windows Update で成功。Windows Server, version 1709 は Windows Update で検出されなかった。Microsoft Update Catalog にはあり。ただし、Windows Server 2016 (1709) とか変なタイトルなので分かり難い。)

もしかしたら、私のところだけ呪われているのかもしれませんが、"Windows Server 2016" で最近よく見るようになった(個人的な感想)この 0x800705b4 病を回避するには...

2018/05/22

Windows 10 ver 1803 と RAMMap v1.5 は NG、更新版を待て

6/2 追記) この問題を解消した RAMMap v1.51 出ました。 Windows Sysinternals 更新情報:Windows 10 ver 1803 対応の RAMMap v1.51

Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)が出たばかりですが、現在の Windows Sysinternals のユーティリティの中で RAMMap (現在のバージョンは 2016年2月2日リリースの v1.5)だけちゃんと動かないです。RS4 の Insider Preview のときから Sysinternals Forum (https://forum.sysinternals.com/)で報告されていましたが、修正版が出るのを待つしかないと思います。

『インサイド Windows 第 7 版 上』(日経BP社)「第 5 章 メモリ管理」の「実習:カーネルスタックの使用量を参照する」(p.441)と「実習:変更ページリストおよびスタンバイページリスト」(p.477)では、RAMMap を使用した実習になっていますが、現状、Windows 10 バージョン 1803 では実施できないのでご注意ください。Windows Server Semi-Annual Channel の Windows Server, version 1803 も同様。

新刊『インサイド Windows 第 7 版 上』本日発売(PR)(2018/04/27)

RAMMap v1.5 を Windows 10 バージョン 1803 や Windows Server, version 1803 で動かすと...

2018/05/18

保護されたプロセス(Protected Process)か否かの確認方法(NOD32 に関する追記あり)

Windows 10 の次期バージョン(RS5)では、ウイルス対策ソフトは「保護されたプロセス(Protected Process)」として実行するように Windows セキュリティ センター サービス(Security Center、wscsvc.dll のこと。SecurityHealthService の Windows Defender セキュリティ センターとは別もの)に登録することが要求されるようになるそうです。Insider Build 17672 からそうなっているそうです(非対応ソフトのために回避策あり)。

Announcing Windows 10 Insider Preview Build 17672 (MAY 16, 2018)
[URL] https://blogs.windows.com/windowsexperience/2018/05/16/announcing-windows-10-insider-preview-build-17672/

保護されたプロセスであるかないかは、Windows Sysinternals の Process Explorer(Procexp)(公式ダウンロード ページ)で確認できます。プロセス一覧のカラーが鮮やかなピンク(既定では表示されません)、「Protected」列(既定では表示されません)、「Security」タブの「Protected:」の値で確認できます。

Windows 10 バージョン 1803 に先日(5/9)正式対応したばかりの ESET NOD32 Antivirus v11.1 はというと、Windows 10 バージョン 1803 上では保護されたプロセスではなかった(↑Windows 10 バージョン 1803 +ekrn.exe)。

Windows Defender Antivirus は、もちろん既に対応済み(↓Windows 10 バージョン 1803 の MsMpEng.exe と NisSrv.exe、確か Windows 8.1 から対応済み)。

RS5 リリース時には、アップグレード時にいろんなマルウェア対策ソフトが引っ掛かるかもね。NOD32 さんは RS5 までに対応してくれることを期待。ていうか、現時点で対応しているのは、Windows 8.1 以降 と Windows Server 2016 以降の Windows Defender (ウイルス対策とネットワーク検査システム)くらいだと思う(サードベンダーも対応しているのあるかもしれないけど、私は知らない)。 5/21追記)Insider Build 17672 にしたら、NOD32 Antivirus v.11が保護されたプロセスとして実行されてました。現在のバージョン 1803 で保護されたプロセスで実行されているかどうかとはまた別の話のよう。
Windows 8.1のときに「保護されたプロセス」倶楽部(細かく言うと、Process Protected Light:PPL)と入会規約はできてたけど、これまでは実質内部者しか入会認めてなかったけど、Windows 10の次のバージョン(RS5)から資格のある外部者(Early-Launch AntiMalware:ELAM対応など)にも門戸を開いて、特別な保護(プロセス/スレッド情報の参照制限、プロセス停止不可など)をしてあげるみたいな感じなのかな(想像)。

保護されたプロセス(Protected Process)とはどういうものなのか、提供されるようになった経緯などの解説は、『インサイド Windows 第 7 版 上』(日経BP社)にもちろん書かれています。「第 3 章 プロセスとジョブ-3.3 保護されたプロセス(Protected Process)」や「第 4 章 スレッド-実習:Process Explorerを使用して保護されたプロセスのスレッドの情報を参照する」など。

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Windows 10 ver 1803 で ver 1709 以前のリストア失敗(x86 のみ)

Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)の x86 で、システムテム イメージの作成が 「RPC サーバーを利用できません。(0x800706BA)」エラーで失敗することを書きましたが、Windows 10 x86 バージョン 1803 の Windows 回復環境(Windows RE)からのリカバリのほうにも同様の問題があると思ってたんですが、予想通り問題ありでした。注:どちらも x64 だと問題なし。

Windows 10 ver 1803 のシステム イメージの作成失敗(x86 のみ)

ローカル インストール、回復ドライブ、またはインストールメディアから起動した Windows 10 x86 バージョン 1803 版の Windows RE(10.0.17134.1)で、トラブルシューティング オプションの「イメージでシステムを回復」や、コマンドプロンプトで実行する wbadmin start sysrecovery|recovery も、同様のエラーで失敗しました。

Windows 10 x86 バージョン 1803 x86 の Windows RE でリストアした場合...

Windows 10 x86 バージョン 1803 にアップグレードした PC に、Windows 10 x86 バージョン 1709 以前のシステム イメージをリストアする際には、Windows 10 x86 バージョン 1709 以前の Windows RE(10.0.16299.x 以前)を使用しましょう。

Windows 10 x86 バージョン 1709 x86 の Windows RE でリストアした場合...
6/13 追記)
”1709 から システム イメージの作成(SIB)は非推奨でしょ”って突っ込みはよしてください。まだ削除されていないんだから、使える状態で提供してもらわなければダメでしょ。64 ビットでは使えるんだから、明らかに不具合と言いたい。

2018/05/15

Windows 10 バージョン 1709 から 1803 への機能更新ダウンロードはレジューム対応っぽい

Windows 10バージョン 1709 から 1803 に Windows Update で機能更新中 (WSUS なしの直接)、ダウンロード 75% のところで意図的に再起動してみたら、再起動後、ダウンロード75%のところから再開してくれた。これはありがたい。
↑再起動直後の Windows Update で受信バイト数が 27 MB くらいなのに、ダウンロード中 - 75% になっているところに注目。C:\Windows\SoftwareDistribution\Download を見ると、install.esd をダウンロードしてくるんじゃなく、バイナリ ファイルを個別にダウンロードしているように見える(追記、Windows 10 バージョン1709 からこの方式に変わったみたい)。

なお、Windows 10 バージョン 1703 から 1803 への機能更新の場合は...

戻す期限を 10 日から 30 日に変更するバッチ(Windows 10 April 2018 Update 用)

Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607)から、アップグレード後の「前のバージョンの Windows 10 に戻す」ことができる機能の期限が、それまでの 30 日から 10 日になってだいぶ経ちますが、Windows 10 April 2018 Update (バージョン 1803)で、この期限を変更するオプションが DISM に追加されています。

DISM operating system uninstall command-line options
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/manufacture/desktop/dism-uninstallos-command-line-options


 「DISM /Online /Set-UninstallWindow /Value:日数」「DISM /Online /Set-OSUninstallWindow /Value:日数」を管理者で実行すれば、お望みの日数(設定可能範囲は不明)に変更可能。

既定の 10 日から 30 日に変更するバッチを作ってみました(動作保証なし)。以下のテキストを set10to30.cmd とかのファイル名で保存して、管理者として実行。既に 10 日以外の日付になっている、あるいは既に機能が無効化されていれば何も変更しない(はず)です。5 月 1 週にアップグレードしちゃった人には無用のバッチ。

2018/05/11

Windows Server 2016の4月2回目の累積更新が5月の累積更新で置き換えられていない件

今月、Windows Server 2016のWindows Updateが、いつもにも増して時間がかかるなぁと感じました。これは、Windows Update 経由での更新の話であり、Windows Server Update Services(WSUS)や Microsoft Update Catalog からの手動ダウンロードとは別の話です。

本日の Windows Update - 2018 年 5 月 9 日(実況終了)(2018/05/09)

5月のWindows Updateで気が付いたことは、4月2回目の累積更新(ビルド14393.2214)をインストールしていないWindows Server 2016で、5月のPatch TuesdayにWindows Updateを行うと、4月2回目の累積更新(ビルド14393.2214)と5月の累積更新(ビルド14393.2248)の2つがダウンロード&インストールされていたことです。累積更新なので、4月2回目をスキップして5月の累積更新だけインストールされるのが本来の姿のような気がしますが、その謎に迫ります(結論を先に言うと、謎が解明されるわけではありません。5 月 2 回目の累積更新では置き換えられてました)。

Windows 10 ver 1803 のシステム イメージの作成失敗(x86 のみ)

Windows 10 April 2018 Update にアップグレードして、初回の品質更新もあり、落ち着いてきたと思ったので、フルバックアップ(システム イメージの作成)を作成したところ、32 ビット(x86)環境だと「(C:)のバックアップを作成しています...」の直前、「ファイル システムをスキャンしています...」 のところで、「バックアップに失敗しました。RPC サーバーを利用できません。(0x800706BA)」で終了。

ユーザー フォーラムでも話題になってました。(Insider Preview のときからこの問題は報告されていたらしい。)

The backup failed. The RPC server is unavailable (0x800706BA)
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/windowsserver/en-US/a8b8fe72-7e85-4e3d-beba-19c84c620dc8/the-backup-failed-the-rpc-server-is-unavailable-0x800706ba?forum=windowsbackup


「バックアップと復元(Windows 7)」(wbadmin)推しの私としては、とても悲しい...

2018/05/10

Windows 10 Enterprise バージョン 1803、ビルド 17134.48 の Sysprep イメージの作成に失敗と成功

Windows 10 になって、Sysprep がよく失敗するケースが出ています(ストア アプリの関係のようです)。Windws 10 では Sysprep の重要性はあんまりなくなってきたようですが(累積更新やプロビジョニング パッケージ、Windows AutoPilot などがあるので)、カスタム Windows To Go メディアを作りたいときや、VDI 環境を構築するときとかはやっぱり必要なので、最新バージョンが出たところで確認しときます。

Windows 10 バージョン 1709 までは、以下の方法で Windows Update を実行したあとの Sysprep ができていました。バージョン 1607 以前については、以下の記事内のリンクをたどってください(もう不要だと思いますけど)。

Windows 10 バージョン 1607、ビルド 14393.105 の Sysprep イメージの作成に失敗と成功(2016/09/01)

Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)の場合も、Enterprise エディションをクリーン インストールした直後(ビルド 17134.1)は同じ方法でちゃんと Sysprepできました。

ところが、5 月の更新(KB4103721 (17134.48)や Adobe Flash の更新)後に Sysprep したらあえなく失敗。

そういえば、Sysprep 実行直前に、日本語ローカル エクスペリエンス パックがインストールされました的な通知がアクションセンターにあったのを思い出しました。”日本語版なのになぜ?”というのは置いといて、他にも Microsoft Store がアプリをせっせと更新してたみたい。

というわけで、私が成功した方法を紹介(あくまでも民間療法なので、治らないかもよよ)。アプリをアンインストールする方法もあるみたいですが(やったことありませんが最後に参考 URL のせときます)、私の無免許療法はアプリをインストールや更新させないアプローチになっています。

2018/05/09

本日の Windows Update - 2018 年 5 月 9 日(実況終了)

今日は 5 月の Patch Tuesday (日本は第二火曜日の翌水曜日)。

※今日の更新後、CredSSP の動作の既定値が変わる影響で、RDP 接続などに影響が出ることがあります。以下をご覧ください。

GW 開けの WU では RDP 接続エラーに注意(というか予告)(2018/04/25)

今日配布の更新プログラムで何か問題確認できたら更新します。今のところ、新たな Known issues in this update は追加されていないです。Windows Server 2016 の 0x800705b4 エラーに時間を取られ、まだまだ更新対象が残っていますが、一通りのバージョンを更新できたので実況中継終了します。(最終更新 5/28 18:00)


5/10 追記)
Windows 10 バージョン 1803 へのアップグレードに関連する重大な問題が、KB4103721  の Known issues in this update に追加されています。”Intel SSD 600p Series or Intel SSD Pro 6000p Series" 搭載デバイスは、Windows 10 バージョン 1803 へのアップグレードで起動問題あり。修正されるまで、Windows 10 バージョン 1709 に戻して待つ必要があるみたい。対象デバイスへの機能更新プログラムの Windows Update による配布はブロック中。手動でアップグレードする場合は要注意。
※ シールドされたVMの新規作成に関する問題が KB4103723 の Known issues in this update に追加されています。Windows Server 2016 の Host Guardian Services(HGS)環境に影響。

5/12 追記)
Windows 10 バージョン 1803 へのアップグレードに関して、KB4103721  の Known issues in this update 更新あり。こちらは、"Toshiba XG4 Series, Toshiba XG5 Series, or Toshiba BG3 Series SSDs"搭載デバイスのバッテリ寿命低下問題。6月初めに修正版提供するまで、以前のバージョンの Windows に戻せってさ。もう以前のバージョンの Windows に戻す期限の 10 日過ぎちゃった人いるんじゃないかな。

ちなみに、10 日の期限は、10 日の期限内のうちは DISM /Online /Set-OSUninstallWindow /Value:30 で 30 日に引き延ばせます(Microsoft Intune でもできるらしい)。これは、バージョン 1803 からの新機能。もう遅いって? これからアップグレードの人で、フルバックアップ(システムイメージ)作成しない人は覚えておくといいかも。https://docs.microsoft.com/en-us/windows/whats-new/whats-new-windows-10-version-1803#dism

5/10 さらに追記)
昨日 Windows Update した Windows 10 バージョン 1803 と 1709 に Adobe Flash の更新(KB4103729)の更新が 1 日遅れで今日(5/10)やってきた。うちだけ? バージョン 1703 さんや Windows 8.1 さんは昨日の累積更新と同じタイミングでちゃんとインストールされてました。昨日 Windows Update した場合は、今日も更新を確認(または更新の履歴を確認)したほうがいいかも。インストールされていないのに”最新です”って言われることもあるみたい。その場合は、Microsoft Update Catalog からダウンロードしてインストール。

2018/05/08

Windows Server, version 1803 (17134.1) リリース

Windows Server Semi-Annual Channel(半期チャネル)の最新バージョンである Windows Server, version 1803 が 2018/5/7 より利用可能になりました。MSDN サブスクリプション(およびたぶんVLSC)から ISO イメージ(2.95 GB)をダウンロードできます。

オンプレで利用するには、サーバーライセンス(コアベース)+基本アクセスライセンス(CALのこと)+ソフトウェア アシュアランス(SA)が必要。Azure Marketplace の仮想マシンイメージ、Docker Hub のコンテナー イメージとしては、5/8 9:00 現在、利用可能になっていません。リリース ノートはこちら。半期チャネルと LTSC の位置付けや違いなど、リリース ノートおよびそのリンク先で確認してください。

Release Notes: Important Issues in Windows Server, version 1803
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/get-started/server-1803-release-notes


削除された機能&非推奨(no longer developing)機能のリスト
Features removed or planned for replacement starting with Windows Server, version 1803
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/get-started/windows-server-1803-removed-features

ISO イメージの Setup.exe を実行して、Windows Server, version 1709 Datacenter (Hyper-V と Container の役割インストール済み)をアップグレードしてみました。Windows 10 と同じ感じで、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」オプションでアップグレードできました。Windows セットアップの表示は、ところどころ残念な感じですが。


バージョン(ビルド)は、Windows 10 April 2018 Update と同じく、バージョン1803(OS ビルド 17134.1)でした。このバージョンのサポート期限は Windows 10 April 2018 Update と同様にリリース後 18 か月の 2019 年 11 月 12 日まで(だと思う→ https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/)。Windows 10 のように Windows Update でアップグレードされるなんてことはないと思う(たぶん、サーバーだし、役割によってはまずいでしょうから)。

2018/05/07

使い物にならない UI0Detect サービスは Creators Update で引退していた(ことに)

Windows 10バージョン1607の時に書いたこちらの記事に関連してちょっと遅れたフォローアップ。

トラブルシューター泣かせのWindowsの仕様変更──忘れられた互換性機能?(2017年4月11日)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1704/11/news015.html


「対話型サービスの検出」機能を利用可能にしても、Windows 10ではキーボードとマウスが使えない問題を記事にしました。Windows 10バージョン1703では、問題を修正するのではなく...

古い LOOX U50XN で Windows 10 April 2018 Update は無理っぽい(追記あり)

あまりにも動きがスローでまったく使い物にはならないのですが、FMV BIBLO LOOX U50XN(もともとはWindows Vistaプリインストール)というUMPC(ウルトラモバイルPC)で、どこまで Windows 10 を使い続けることができるものか、単に興味本位で品質更新と機能更新を繰り返してきました。現在は、Windows 10バージョン1709(16299.402)が動いています(内蔵のワンセグもたぶん見えます)。Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803、ビルド17134.1)へのアップグレードは 2 日間、あれこれチャレンジしましたが、結局のところ NG でした。

他の PC でも、もし再起動後にこんな画面が表示され、どうにも進めない状態になっていたら、あプグレードに失敗している可能性大です。
正常な状態に戻すために、フルバックアップ(システムイメージ)から復元する必要がありました。この UMPC の状況や、もしバックアップを取得していない場合の代替策など...

2018/05/02

Windows Server, version 1803(SAC)は 5/7 リリース

Windows 10 バージョン 1803(またの名を April 2018 Update)が 4/30(日本では 5/1 未明)にリリースされましたが、同じビルド ベースの Windows Server, version 1803 (Semi-Annual Channel)は、2018/5/7 に SA 向けに GA になるそうです。日本だと 5/8 になると VLSC からダウンロードできるようになるんだと思う。

"UPDATE: Windows Server, version 1803 will be generally available for Software Assurance customers on May 7, 2018. You can access the VLSC portal on that date to download the bits."
[URL] https://cloudblogs.microsoft.com/windowsserver/2018/03/29/windows-server-semi-annual-channel-update/


5/8 追記) リリースされました。MSDN サブスクリプションでは「Windows Server, version 1803」です。VLSC でも利用可能になっているはず。

リリース ノートはこちら ↓。

Release Notes: Important Issues in Windows Server, version 1803
[URL] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/get-started/server-1803-release-notes 


”Software-defined datacenter features like Storage Spaces Direct, software-defined networking, and shielded virtual machines aren’t included in Windows Server, version 1803. As described in Windows Server Semi-Annual Channel update, the Semi-Annual Channel of Windows Server is focused on containers and application scenarios that benefit from faster innovation. ”

Docker Hub にはまだ version 1803 のイメージはないです。Azure Marketplace にもまだないです(5/8 6:00 現在、version 1709 が最新)。