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2015/09/29

Office 365 ProPlus を RD セッション ホストにインストールする

忘れがちなのでメモ。

Office 365 ProPlus を RD セッション ホスト (または VDI のプールされた仮想デスクトップ) にインストールする手順について。Office 2016 ベースの Office 365 ProPlus でも同じ。

リモート デスクトップ サービスを使用して Office 365 ProPlus を展開する
[URL] https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn782858(v=office.15).aspx




サブスクリプション製品である Office 365 ProPlus は、Office 2013 バージョンのリリース当初はデスクトップ PC または VDI の個人用仮想デスクトップへの展開がサポートされ、リモート デスクトップ (RD) セッション ホストや VDI のプールされた仮想デスクトップはサポートされていませんでした。これらの環境に Office 2013 を展開するには、Office Professional Plus 2013 や Office Standard 2013 のボリュームライセンス製品 (MSI 版または C2R 版の App-V 展開) を展開する必要がありました。

この状況は、Office 365 ProPlus 15.0.4631.1002 (2014 年 7 月リリース) から変更になっていて、RD セッション ホストや VDI のプールされた仮想デスクトップにも Office 365 ProPlusの展開がサポートされています。


Office Deployment Tool (2013 用 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36778 2016用 http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49117) を使用して、Configuration.xml に

<Property Name="SharedComputerLicensing" Value="1" />

を書き込んで Office 365 ProPlus をダウンロードおよび展開すれば OK。以下の画面は、Office 2016 ベースの Office 365 ProPlus の Word、Excel、PowerPoint、Outlook を Windows Server 2016 Technical Preview 3 の RD セッション ホストにインストールしているところ。インストール後、ユーザーごとに Office 365 ProPlus のアカウントによるライセンス認証が必要です。




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