Windows Server 2012 R2 のファイル サービスの新機能であるワーク フォルダー (同期共有) を使用すると、クライアントの Windows 8.1 に画面ロックなどのデバイス ポリシーを強制できますが、ワーク フォルダーの使用を止めてもそのポリシーが残ってしまうらしい件。
ワーク フォルダーをセットアップするには、管理者側が要求するデバイス ポリシーを受け入れる必要があります。例えば、パスワードを使用したサイン インと画面のロックを強制できます。この場合、パスワードなしのユーザーは、パスワードを設定しない限り、ワーク フォルダーのセットアップを継続できません。パスワードありのユーザーは、ポリシーを受け入れると画面ロック設定が自動的に行われます。
本題はここから。ワーク フォルダーの設定を削除した場合、画面ロックの設定はそのまま残ってしまします。パスワードなしにしたければ、パスワードなしに設定すればよいのですが、画面ロックの設定を解除する場所がよくわからない。電源設定でスリープ解除時のパスワード保護を無効にしても解除できません。PC 設定のパスワードのポリシーは変更できない状態になっています (↓)。
いろいろ探していたら、ようやく見つけました。コントロール パネルの[ユーザー アカウント]に[セキュリティ ポリシーのリセット]というメニューがありました。
なお、ワーク フォルダーの設定を削除せずに、ポリシーをリセットしてしまうと、ワーク フォルダーのデバイス ポリシーに準拠しなくなるため、同期できなくなると思います。その場合、ワーク フォルダーの設定をいったん削除して、セットアップし直してください。
(PR) ワーク フォルダーについて、その機能や設定方法を、詳しく知りたい方は、1/30 発売の『Windows Server 2012 R2 テクノロジ入門』←をお勧めします。(/PR)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。