Misc.

2020/12/09

今日(12/9 JST)の Windows Update(2020-12 B)は今年最後の更新プログラムのリリース

(※ 初出時、タイトルが「今日(12/JST)の  Windows Update(2020-12 C)...」ってなってました。今日(12/9 JST)の ・・・ 2020-12 B) に訂正)

今日(12/8 PT、12/9 JST)は第2火曜日(米国時間)のセキュリティ更新日。Windows Update の 2020-12 B リリースです。Windows、Office のセキュリティ更新あります。Adobe Flash も最後の更新はないみたい(10 月の更新で最後?、Flash のサポートは年内で終わり、来年早々削除用パッチが来る予定)。

12 月はこれが最後(重大な問題があって定例外 Out-of-band 更新が無い限り)、オプションの更新(C リリース)はホリデーシーズン突入のためなし。2021 年は 1 月 13 日(1/12 PT)が初更新。

Windows message center
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/windows-message-center

Windows 10 release information
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/

Update history for Microsoft 365 Apps (listed by date)
https://docs.microsoft.com/en-us/officeupdates/update-history-microsoft365-apps-by-date

.NET Framework の 2020-11 C (ver 1809 以降)はあったけど、2020-12 B はないみたい。2020-11 C がインストールされる PCもあれば、されない PC もあるみたい(どちらも 2020-11 C 未適用の PC)。ずっと影を潜めて、後から突然再起動が求められる PC もあった。何度も確認し、終わったと思ってたのに再起動くるのはまるでテロ。→ なんとなくこの挙動わかった気がする → 追記参照

既報(.NET Core/.NET 5.0 の更新が 2020/12 から Microsoft Update で)のとおり .NET 5.0 の更新が Microsoft Update できた(インストールされている場合)。

.NET December 2020 Updates – 5.0.1
https://devblogs.microsoft.com/dotnet/net-december-2020/


先月の更新と関連情報:

今日(11/11 JST)は Windows Update(2020-11 B)の日、ポッキー&プリッツの日、ピーナッツの日、生ハムの日... 

今日(11/20 JST)の Windows Update - 2020-11 C for ver 1809/1903/1909(.NETfx もあり)

今日(12/1 JST)の Windows Update - 2020-11 C for 2004/20H2
お先に Windows 10 の Flash にバイバイしようと思ったけれど...(追記あり)

何かあれば追記します(今日も控えめにしたい)。 

※ 公式情報

2020 年 12 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://msrc-blog.microsoft.com/2020/12/08/202012-security-updates/

※ Adobe からセキュリティを含まない Flash 更新「32.0.0.465」が今日(最後)出ましたが、Windows Update での配布は、結局、「今日(10/14 JST)の Windows Update(2020-10 B) 」の「32.0.0.445」が最後になったようです。

各プラットフォーム の Flash のバージョン情報
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/about/

※ Windows 10 ver 1903(全エディション)、Windows Server, ver 1903 は今日の更新でサービス終了。Windows コンテナーの利用者は、Windows Server Core と Nano Server の:1903 タグ イメージは今日の更新が適用された「10.0.18362.1256」で最後のはずなのでご注意。

※ Adobe Acrobat/Reader は今週中にセキュリティ更新あり。→ 2020.013.20074  出ました。

Prenotification Security Advisory for Adobe Acrobat and Reader | APSB20-75
https://helpx.adobe.com/security/products/acrobat/apsb20-75.html

"Adobe is planning to release security updates for Adobe Acrobat and Reader for Windows and macOS  the week of  December 07, 2020."

※ Windows 10 ver 2004/20H2 は、複数の要再起動更新あるとき、あいかわらず、先走る。

 

※ これは初めて経験した挙動なんですが、インストールの保留中やダウンロード中-100%から全く変化せず、タスクマネージャーを見ると TiWorker.exe が動いていない PC に数台遭遇しました(ver 20H2)。「設定」アプリをいったん閉じて、再度開くと、「今すぐインストール」や「ダウンロード」ボタンが表示されましたとさ。 なんか止まってる気がすると思ったらお試しあれ。ボタン表示して止まる構成(どういう構成なのかいまいちつかめない)のときに「設定」アプリの表示のリフレッシュがうまくいっていない感じ。


※ WSUS の「製品と分類」には .NET 5.0 がきた(.NET Core 3.1 と 2.1 は今回はなし)。

 

※ WSUS 関連でもう 1 う。Windows 10 ver 2004/20H2 向けの 2020-12 B の CU for Windows と 2020-12 SSU は統合されてるけど(2020-09 SSU 以降が適用済み PC 向け)、2020-12 SSU を別個にも出してる(2020-09 SSU 未適用 PC 向け?)。なんかややこしいけど、毎月適切に更新していれば、 ver 2004/20H2 についてはもう SSU の承認不要ってことだろうと思う。

Deploy Windows SSUs and LCUs together with one cumulative update
https://techcommunity.microsoft.com/t5/windows-it-pro-blog/deploy-windows-ssus-and-lcus-together-with-one-cumulative-update/ba-p/1967887

※ 前月の CU Preview for .NETfx が意図せずやってくるのは、今月 CU for .NETFx がなくい+「更新プログラムのチェック」をクリックしたから。通常営業でした。

「更新プログラムのチェック」のクリックで 12 月の更新を開始した PC には、2020-11 C の CU Preview for .NETfx が最終的にだいたいきた。WUfB な PC にはこない。つまり、MM C CU for .NETfx があって、MM+1 B CU for .NETfx がない月の場合、B のタイミングで「更新プログラムのチェック」のクリックすると、MM C CU for .NETfx  が検出されてしまう(という仕様)。ver 2004 以降は進行状況を表示しないことがある CU Preview for .NETfx のクセが相まって、突然再起動が要求されるテロのような挙動に。

いままで B CU がなけば、C CU が B 相当に格上げなのかと思ってたら、C CU の普段どおりの動きでした。前月の CU Preview for .NETfx(C リリース) があって、当月の CU for .NETfx(B リリース)がないと、CU Preview for .NETfx の進行状況表示のおかしな挙動との相乗効果で、さらにおかしな挙動に見えるということだと思います。

「更新プログラムのチェック」ボタンは、B リリースの時期にも油断できないことがあるという教訓を得た。

2020 年 10 月のリリース時点では、Windows Server Core と Nano Server は Docker Hub の説明と異なり、:20H2 タグは受け付けてくれなくて、:2009 でないとだめでしたが、現在は両方を受け付けるように。

12/11 追記)Windows 10 でも Windows Server の Sconfig みたいに個別にインストールするスクリプトを書いてみた。→ Windows Scripting: 更新プログラムを個別 or すべてインストール( WindowsSelectiveUpdate.vbs )

12/14 追記) Windows 10 ver 2004/20H2 に 2020-12 B の KB4592438 をインストールすると、VMware の ThinApp アプリが全滅(起動不能)らしいという情報あり。

Security Update (KB4592438) to Windows 10 (2004), all ThinApped applications fail to start
https://communities.vmware.com/t5/ThinApp/Security-Update-KB4592438-to-Windows-10-2004-all-ThinApped/td-p/2816355

2020/12/19 追記)メインのデスクトップ PC (20H2)、2020-12 B(KB4592438)をインストールしてから 10 日の間に BSoD 4 回発生中。いずれも Hyper-V 仮想マシン実行中だった(関係あるかどうかわからない)。

2020/12/21 追記)Windows 10 ver 2004/20H2 の 2020-12 B KB4592438 と 2020-11 C KB4586853に既知の問題追加。

"A small number of devices that have installed this update have reported that when running chkdsk /f, their file system might get damaged and the device might not boot."(この更新プログラムをインストールした少数のデバイスで、chkdsk /f を実行するとファイル システムが破損し、デバイスが起動しなくなることがあると報告されてるよん)

Windows回復環境のコマンドプロンプトでchkdsk /f すると回復できすそうな。非管理デバイスについては、(12/21 PT から)24 時間以内にこの問題は解消されるみたいなことも書いてるし(どうやって解消されるのかはよくわからない。特別なポリシー設定用 .msi で即対応できるとも書いてある。これも、よくわからないけど、テンプレート KB4586853 Issue 002 Rollback.admx が追加され、そのテンプレートでは 2004/20H2 向けの何かしらの機能を無効化しているように見える。


今は無き fixit ソリューションが形を変えて復活?

無対策で、仮想マシンで chkdsk /f してみたけど、起動不能になることはなかった(24 時間以内のってやつで解消されてるかもしれないけど)


 

2 件のコメント:

  1. MSI版の Office 2010 に、今月も引き続き更新プログラムが提供されていますね。

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  2. KB4592438 を 2004/20H2 に適用すると ワークフォルダー の同期に失敗するという報告が一部からありました。
    (アンインストールで機能回復したという報告も)
    他所では KB4592449 on 1909 でも同じ症状らしい。
    ただし、私の手元の環境では 2004/20H2 共に再現せず。1909は未確認。

    参考> https://docs.microsoft.com/en-us/answers/questions/197222/work-folder-arbeitsordner-errorfehler-0x8007017c-t.html

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