Misc.

2020/08/31

備忘録:Windows 10 のバージョン/ビルド/コードネーム/通称(追記:20H2 からバージョン形式が変わって 20H2 に、対応レジストリ値も新たに追加)

忘れそうなので。 

バージョン

ビルド

開発コード名?

BuildBranch

通称、フレンドり名

21H2

Iron(Fe)?

fe_release

未定

21H1

19043

21H1?、VB3?

vb_release

未定

2009 20H2

19042

20H2?、VB2

vb_release

October 2020 Update

2004

19041

20H1VBVibranium

vb_release

May 2020 Update

1909

18363

19H2

19h1_release

November 2019 Update

1903

18362

19H1

19h1_release

May 2019 Update

1809

17763

RS5

rs5_release

October 2018 Update

1803

17134

RS4

rs4_release

April 2018 Update

1709

16299

RS3

rs3_release

Fall Creators Update

1703

15063

RS2

rs2_release

Creators Update

1607

14393

RSRedstone1

rs1_release

Anniversary Update

1511

10586

TH2

th2_release th2_release_sec

November Update

-(便宜上、1507

10240

THThreshold 1

th1

Initial  Release

20H1/20H2 は Vibranium(某キャプテンの盾の素材) らしい。19H2 が Vanadium 説が一時流れたけど、結局、表には出てこなかった(噂で終わったのか、通常の FU ではなく、1903 からちょっとだけ更新に変わった関係で幻で終わったのか?)。

参考:KMDF のバージョンの履歴
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/drivers/wdf/kmdf-version-history


WSUS の製品分類にはこちらの名前のやつがあるからややこしい。↑

BuildBranch は HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion にある。BuildBranch を見ると、1903 と 1909、2004 と 2009? 20H2はコアは同じ(品質更新が共通)なんだなぁと納得するかも。 

追記:タレコミより(タレコミ感謝です)。

こちらには "With this release, we will also simplify our approach to numerical versions for Windows and move to a format that represents the half of the calendar year in which the release becomes available in retail and commercial channels. (YYMMからYYH1/H2に移行するで)"と書いてますので、2009 予想は外れでした。

What's next for Windows 10 Updates
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2020/06/16/whats-next-for-windows-10-updates/

Windows 10 ver 1909 までは、「設定」アプリや winver は、HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion にある ReleaseID(バージョン)、CurrentBuild(ビルド)、UBR(リビジョン)からバージョン情報を取得していたけど、ver 20H2 からは ReleaseID ではなく、新たに追加された DisplayVersion 値から 20H2 を取ってきてる。Get-ComputerInfo の WindowsVersion はあいかわらず 2009(ReleaseID)から取得しているので、なんだかとっ散らかってる感じ。レジストリや Get-ComputerInfo からバージョン番号を取得している何かあれば、影響を受けるかも(スクリプトとか、アプリのシステム要件チェックとか←本来バージョン番号ではなく、そのための API を使うべきだけど)。数値演算で新旧(大小)を比較できないし、ReleaseID に 2009 は入ってるけど、この値の将来が約束されていない感があるし(それとも互換性のために YYMM 残されてインクリメントされるのかな? Windows Server SAC は YYH1/YYH2 なのか RelaedeID なのか??? vNext LTSC に対応する SAC のビルド 20201.1000 はまだ ReleaseID 2004 ← 変更されてない、からわからない)。

備忘録:

・CurrentBuild と UBR レジストリ値は Windows 10 初期リリース(便宜上 ver 1507) Windows 8.1 以前~
・ReleaseID レジストリ値は Windows 10 ver 1511 ~
・Get-ComputerInfo の WindowsVersion は Windows 10 ver 1703 ~
・DisplayVersion レジストリ値は Windows 10 ver 20H2 ~



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