昨日、仙台で開催されました Tohoku ComCamp 2016 powered by MVPs の私のプレゼン資料はこちら。
http://1drv.ms/1Q4X6oH
また、昨日は Microsoft Azure とオンプレのハイブリッド クラウドのセッションがありましたが、それに関連した入門書『はじめてのハイブリッド クラウド』が今月出たばかりなのでご参考に。
[URL] https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/documents/default.aspx
追記)
セッションでは、デモがうまくいかなかったり、時間がなかったりして申し訳ございませんでした。デモ環境を壊す前に、お見せできなかったもので、お見せしたかったものをスクリーンショットで...
● Nano Server のセットアップとサイズ
Nano Server を第二世代仮想マシンとしてセットアップしたところ。仮想マシンの起動から、数十秒でセットアップ完了します。ディスクサイズは 700 MB 程度だったのはお見せしましたが、起動後のメモリ要求サイズをご覧ください。143 MB しか要求していません(役割を入れていない Nano Server)。
● Docker による Windows Containers の管理
Docker コマンドで Windows Containers を管理するところをお見せするのを忘れていました。下の画面の青いほうが PowerShell によるネイティブな管理、黒いコマンド プロンプトのほうが Docker コマンド (C:\Windows\System32\docker.exe) による管理です。C:\ProgramData\Docker\certs.d に pem ファイルを仕込んでおけば、リモートの Windows や Linux 上の Docker からも操作できます。
ここで注意点が 1 つ。PowerShell で作成したコンテナーやイメージは Docker からは見えません。逆に、Docker
で作成したコンテナーやイメージも PowerShell からは見えません。PowerShell で作成したコンテナーは
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Containers に VHDX
として格納されることは言いましたが、Docker で作成したコンテナーは C:\ProgramData\docker\windowsfilter
煮VHDX として格納されます。
Docker による管理では、Docker Hub からコンテナー イメージをダウンロード (docker pull microsoft/iis とか) して実行すすることもきます。PowerShell ではこの機能は現時点 (TP4) ではありません。
● Nano Server のリモート管理のバリエーション (その1)
WinRM/WinRS、PowerShell Remoting はネットワーク経由でコマンド実行または対話的に操作できます。EMS (緊急管理コンソール) の SAC は、シリアル コンソールなのでローカル接続です。PowerShell Direct はローカルの Hyper-V 上で Nano Server が動いている場合に使えます。
● Nano Server のリモート管理のバリエーション (その2)
Hyper-V の役割をインストールした Nano Server には、リモートの Hyper-V マネージャー (Windows 10 や Windows Server 2016 TP4 の) からリモート管理できます。リモートのサーバー マネージャーで役割や機能の追加/削除もできます。
あ
● Windows Containers のコンテナー ホストとしてセットアップした Nano Server は、PowerShell Remoting/Direct でリモート接続し、ローカルの PowerShell や Docker コマンドで管理できますが、Docker のリモート管理を有効にすると管理がもっとシンプルに。
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