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2016/02/26

Office 2016 の更新プログラムのサイズって

Office 2013 以降、主流になったクイック実行 (Click to Run、C2R)インストールの Office の更新プログラムは、Windows Update (Microsoft Update) や Windows Server Update Services (WSUS) では配信されず、Office に組み込まれた更新機能を使って自動更新で行われるようになりました。

MSI インストールの Office 2013 (2016 の MSI 版は VL のみになったので未体験) は、ときどき Windows の更新とあわせると GB に迫る/超える大きなサイズの更新が Windows Update で配布されることがありますが、クイック実行版の Office 2013/Office 2016 の更新プログラムのサイズって気になりませんか? でも、手動更新した場合でもダウンロード サイズが示されることはありません。

というわけで、調査開始!暴いてやるぞ!

今回は、Current Branch (2月からは Current Channel と呼ぶ) でインストールした Office 2016 バージョンの Office 365 ProPlus (Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access、Publisher、SkyDrive、OneDrive) で、2/9 (米国時間) リリースのバージョン 16.0.6366.2056 から 2/16 リリースのバージョン 16.0.6568.2025 への更新を追跡...

手動更新を開始して、Program Files フォルダーを探してみると、C:\Program Files または Program Files (x86)\Microsoft Office\Updates\Download\PackageFiles にダウンロード ファイルがどんどんフラット展開されているっぽいのを発見。

Office アプリを動かしっぱなしにしておくと、ダウンロード完了後に「アプリを閉じる必要があります」と表示されるので、そのときの PackageFile\16.0.6366.2056 のサイズを確認してみると...

じゃっ、やっぱりすごいぞ。

実際のダウンロードは圧縮ファイル (.cab とか) でダウンロードされているかもしれないので、このサイズ=ダウンロード サイズではないと思いますし、このバージョン 16.0.6366.2056 は 16 個の新機能が追加されたそうでそれもサイズに関係しているのかもしれませんけど... MSI 版の小さな更新プログラムたくさんとは違って、ごっそり入れ替え(今回はインストール サイズの半分くらい)って感じになってます。

追記) 大量の PC に Office 2016 を展開する企業の場合は、Office 2016 Deployment Tools でネットワーク共有に更新をダウンロードしておいて、そこから更新するようにすれば効率化できますよ。

Office 2016 バージョンの Office 365 ProPlus の更新のリリース状況については、こちらで確認できます。予告どうりに、Update Branch が Update Channel に変更になりましたね。

Office 365 client update channel releases
[URL] https://technet.microsoft.com/en-us/office/mt465751




Office 201 6 のバージョン情報のほうは、バージョン 16.0.6366.2056 の「Current Branch」 からバージョン 16.0.6568.2025 の「現在の分岐」になっていて、まだ統一されていませんけど。っていうか、この日本語訳悲しい...

3/7 追記) 本当のダウンロード サイズを、だいたいだけど計測してみました。その結果、Download\PackageFile に展開されたサイズより、もっと、もっとダウンロード サイズは小さいらしいことが判明。
Office 2016 の更新プログラムのサイズって (2)

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