追記) 以下の仕様変更とは関係なく、そもそも disable cursor setting:0|1 はカーソル点滅には影響しない設定かもです。
どうやら、RDP 接続のセッションで画面の更新を減らすために、Windows Server 2003 からサーバー側で無効化されているらしい。なつかしのハイパーターミナルに関する情報に、そう書いていました。
ハイパーターミナルのトラブルシューティング > リモート デスクトップ接続でハイパーターミナルを使用している場合に、カーソルが点滅しません。
[URL] https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc786584(v=ws.10).aspx#BKMK_11
原因 : リモート デスクトップ接続でハイパーターミナルを使用している場合には、カーソル点滅オプションは使用できません。これは、リモート デスクトップ セッションでの画面の更新を減らすためです。
解決方法 : ありません。
“解決方法: ありません” となっていますが、解決方法はありました。
ターミナル サービス セッションを使用して Windows Server 2003 ベースのコンピューターに接続するとき、プログラムでカーソルが点滅しません。
[URL] https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/873418
接続先のサーバー側でレジストリの次の場所に CursorBlinkEnable 値を作成して 1 に設定してあげれば解決。Hotfix は必要なし(2003 用の Hotfix ですし、提供終了してますが)。
キー:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server
値(REG_SZ):
CursorBlinkEnable
値のデータ:
1 (点滅有効)|0 (点滅無効)
コマンド プロンプト (管理者として実行) からなら、次の 1 行のコマンド ラインを実行すればよし。
REG ADD "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server" /v "CursorBlinkEnable" /t REG_SZ /d 1
セッションをいったん切断して、再接続すれば点滅するようになります。以下は、Windows 7 SP1 の Mstsc.exe (RDP 8.1 クライアント) から Windows 10 に対するリモート デスクトップ接続です。
Windows Server 2012 R2、Windows 10、Windows XP へのリモート デスクトップ接続で点滅することを確認しました。もちろん、RemoteApp プログラム内でも点滅します。
ちなみに、Windows XP のリモート デスクトップでもやってみましたが、ハイパーターミナルでもカーソルは点滅しました。
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