BitLokcer ドライブ暗号化は、Windows Vista と Windows 7 では Enterprise と Ultimate だけで利用できる企業向け機能でしたが、Windows 8 では、Windows 8 Enterprise だけでなく、Windows 8 Pro でも利用できるようになりました (ただの Windows 8 は非対応)。
BitLocker で課題となるのは、いざというときの回復キーの管理です。企業環境であれば、Active Directory や共有フォルダーに自動保存したり、Microsoft Bitlocker Administration and Monitoring (MBAM) で管理したりできるのですが、これらを使用しない場合、ファイルに保存するか、印刷するかなので、個人で安全に管理するのがやっかいでした。Windows 8 では、「Microsoft アカウントに保存する」という新しいオプションが利用できるようになりました。でも、Microsoft アカウントに保存した回復キーってどこに保存されるのでしょう?
Windows 8のプレビュー (Consumer Preview だったかな?) 版のときは、 SkyDrive の BitLocker フォルダーに保存されたので、すぐに見つかったのですが、Windows 8 RTM では SkyDrive (SkyDrive も変わっちゃいましたし) のどこを探しても見当たらりません。どうやら、次の URL を明示的に指定してアクセスする必要があるみたいです。
http://skydrive.com/RecoveryKey
以下の URL にアクセスすると、Microsoft アカウントの連絡用メールアドレスに、セキュリティコードが送信されてくるので、それを上記 URL のテキストボックスに入力して[送信]ボタンをクリックしあます。
見つかりました。めでたしめでたし。でも、これ知らないと、いざというとき慌てそう。ロックされてコンピューターが使えないでしょうし。OS ドライブを暗号化する場合は、連絡先のメールアドレスは、コンピューターのではなく、携帯電話やスマートフォンのやつにした方がいいでしょうね。
8/22 追記)
Microsoftアカウントに保存した回復キーの入手先は、回復しようとしている途中の画面に書いてました。
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