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2012/04/18

MDT 2012 に DaRT !?

Microsoft Deployment Toolkit (MDT) 2012 がリリースされました。System Center 2012 Configuration Manager と Windows 8 に対応しているらしいです。Microsoft Diagnostics and Recovery Toolkit (DaRT) と統合できるそうで...

Microsoft Download Center > Microsoft Deployment Toolkit (MDT) 2012
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&=tm&id=25175

と言うわけで、DaRT との統合を試してみました。

MDT 2012 の主要な変更点の 1 つに "Ease Lite Touch installation through integration with Microsoft Diagnostics and Recovery Toolkit (DaRT)." と書いています。これは、MDT 2012 で DaRT がタダで使えるツールになったというわけでは決してなく、利用するには MDOP でライセンスされた DaRT が必要です。つまり、DaRT は引き続き SA 特典 (Windows SA 契約があれば契約できる権) です。残念でした。

DaRT は、Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) for Software Assuarance で提供されているツールです。MDT 2012 では、これをライトタッチ用のブートイメージ (LiteTouchPE_x86/x64.ISO) に DaRT を統合できるようになりました。DaRT については、こちらをご覧ください。

MDOP 2011 R2 Language Update (DaRT はかつての Winternals Admin...)


標準では、Windows 修復環境 (WinRE) が入っています。何もしないで ISO を作ると、下のように WinRE な環境ができます。


DaRT の組み込み方法の詳細はヘルプ (Microsoft Deployment Toolkit Documentation Library) を参照してください (DaRT で検索!)。簡単に説明すると、DaRT の Tools.cab (x86 用の x64 用) を DeploymentShare\Tools\x86 および x64 にコピーして、DeploymentShare のプロパティの Windows PE タブで有効化し、イメージを作成し直すと完成。


DaRT を有効にして再作成した LiteTouchPE_x86/x64.ISO でコンピューターを起動すると、こうなります。

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