System Center 2012 Service Manager RC 向けのアドオンおよび拡張 RC が公開されたようです。この中の System Center Cloud Services Process Pack というのは、Virtual Machine Manager Self-Service Portal (SSP) 2.0 SP1 の後継バージョンになるみたい。Virtual Machine Manager と Orchestrator Runbook と連携して、Service Manager のポータルにプライベート クラウドのポータルを構築できるみたい。SSP からの移行ツールも付いています。
System Center 2012 – Service Manager Component Add-ons and Extensions
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=28726
とりあえず、インストールだけしてみました。
クラウド サービス プロ セス パックを Service Manager にインストールするには、Virtual Machine Manager 付属の管理パック「System Center 2012 Virtual Machine Manager 検出」(~.Discovery.mp) を Service Manager にインポートしておく必要があります。
System Center Cloud Service Process Pack Administration Guide RC.docx に従って、Virtual Machine Manager サーバーの %ProgramFiles%\Microsoft System Center 2012\Virtual Machine Manager\Management Packs からコピーしてインポートしてみましたが、依存関係のある管理パックが見つからずインポートに失敗しました。
すべての依存関係を解決するには、System Center 2012 Operations Manager のインストールソースやOperations Manager 2007 用の管理パック (ダウンロード センター) からかき集める必要があり、苦労します。Operations Manager のようにオンライン カタログから選択できたり、依存関係を自動解決してくれたりしないです。
具体的には、IIS 2003/2008/Core、SQL Core、DataWarehouse、Windows Server 2008 Discovery などの管理パックが必要になりますが、詳しく控えておくのを忘れてしまいました。
クラウド サービス プロセス パックのインストールが完了すると、 Service Manager の「管理」に「クラウド サービス」が追加され、セルフ ポータルを簡単に (たぶん) 構築できるようになります。ちゃんと、日本語になっています。
「ライブラリ」の「サービス カタログ」の「リクエスト提供」には、Could Services から始まる定義済み(&シール済み) の項目が多数登録されていました。これをコピーしてマッピング設定などを行い、公開することで、Service Manager Portal (SMPortal) に表示されるようになるみたいです。
「構成アイテム」には、「クラウド サービス」が追加され、Virtual Machine Manager のアイテムがリストされます。
ちゃんと動くようにするには、まだまだやることたくさんありそう (めんどいので断念)。右は、Cloud Service Project Request のリクエスト提供を超適当に構成して、ポータルに公開したもの。
Orchestrator 側にはクラウド サービス Runbook をインストールします。3 つの Runbook が登録されました。
ちなみに右は、VMM SSP 2.0 SP1 からの移行ウィザード。
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