System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008 R2 では、Web アプリケーションの配置に、IIS の Web Deploy (Web Deployment Tool/配置ツール) のテクノロジを利用しています。
Web サイト用の仮想マシンのテンプレートを作成する際に、ゲスト OS プロファイルで IIS や .NET Framework などの役割や機能を追加し、アプリケーション プロファイルで Web Deploy のコンポーネントをインストールしてから、Web Deploy 用のWeb アプリケーションのパッケージ (.zip) を追加します。
ところ代わって、Windows Azure Platform ですが、こちらも Web ロールで Web Deploy を利用できるようになったようです。それを可能にする、Windows Azure Accelerator for Web Roles というものが先日公開されました。
MSDN Blogs > Windows Azure > NOW AVAILABLE: Windows Azure Accelerator for Web Roles
http://blogs.msdn.com/b/windowsazure/archive/2011/07/12/now-available-windows-azure-accelerator-for-web-roles.aspx
CodePlex > Windows Azure Accelerator for Web Roles
http://waawebroles.codeplex.com/
これまでの Web ロールは、Web アプリケーションをデプロイするたびに、Visual Studio で作成したパッケージを使用して、Web ロールのインスタンスをデプロイする必要がありました。これを使うと Web Deploy に対応した Web ロールのインスタンスを立ち上げておいて (Windows Azure ポータルを使用したいつもの手順で)、アプリケーションは Web Deploy のテクノロジで Web Deploy に対応したインスタンスに後から配置することができるみたいです。Web ロールのインスタンスを作成するのではないので、30 秒以内 (触れ込みによると) にアプリケーションを展開できるというわけです。
まだ試していませんが、Windows Azure の開発環境に Windows Azure Accelerator for Web Roles を入れるとこんな感じ。VMM 2012 も、Windows Azure も Web Deploy ということで、ちゃんと理解するために、素の Web Deploy から勉強していかねば。
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