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2011/03/04

Hyper-V Server 2008 R2 も SP1 ! RemoteFX にはこれが最適 ?

無償のハイパーバイザー製品である Hyper-V Server 2008 R2 にも Windows Server 2008 R2 Service Pack (SP) 1 が Windows Update 経由で配布されています。

4/13 追記)
Hyper-V Server 2008 R2 with SP1 のダウンロード提供も開始されました。


Sconfig ツールを使用して、更新プログラムをチェックすると、前提の更新プログラムなど準備が整っていれば、 「Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 x64 Edition (KB976932)」がリストされ、インストールできるようになります。

Hyper-V Server 2008 R2 SP1 に更新すると、Windows Server 2008 R2 SP1 と同様に、Hyper-V Server 2008 R2 SP1 でも RemoteFX のサーバー コンポーネントが利用可能になります。

「リモート デスクトップ仮想化ホスト」の「コア サービス」(VMHostAgent ) と「RemoteFX」 (Microsoft-Windows-RemoteFX-Host-Package) の役割サービスをインストールするには、次の 2 行のコマンドラインを実行することになります


DISM /online /enable-feature /featurename:VMHostAgent
DISM /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-RemoteFX-Host-Package

(※Microsoft-Windows-RemoteFX-EmbeddedVideoCap-Setup-Package は、ベースボード管理コントローラーを使用する場合に限り必要になるみたいです)

Microsoft VDI 環境で RemoteFX を利用する場合は、Hyper-V ホストで仮想デスクトップの仮想マシンのみをホストすることになります。仮想デスクトップ用のゲスト OS のライセンスは、Windows Virtual Desktop Access (VDA) または Windows SA (Software Assuarance) で用意することになるので、ホスト OS は Hyper-V Server 2008 R2 SP1 で充分かもしれませんね。サーバー OS のライセンスを節約できますし (接続ブローカーなど、リモート デスクトップ仮想化ホスト以外の役割を実行するための Windows Server 2008 R2 SP1 サーバーは別に必要です)、フェールオーバー クラスタリングもサポートしていますし、物理メモリ 1TB まで OK ですし。少なくとも、Windows Server 2008 R2 Standard よりも適しています。

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