SLES 11 SP1 には、「Microsoft Hyper-V drivers (hyper-v-kmp-*)」が標準で組み込まれており、Hyper-V 仮想マシン環境で標準でインストールされます。ここまでは、既に過去の投稿でも書きました。今回は最新状況を...
Microsoft Hyper-V drivers (hyper-v-kmp-*) のパッケージの説明によると、このパッケージは GPLv2 ライセンスで提供され、サポート レベル 3 (L3) で SLES 製品サポートの対象になっているみたいです (その辺は詳しくありません) 。
Microsoft Hyper-V drivers パッケージの情報
hyper-v-kmp-default (hyper-v-kmp-default-0_2.6.32.12_0.7-0.6.7.x86_64.rpm)
http://www.novell.com/products/linuxpackages/packageInfo.jsp?packageId=16252&platformId=5
hyper-v-kmp-default (hyper-v-kmp-default-0_2.6.32.12_0.7-0.6.7.i586.rpm)
http://www.novell.com/products/linuxpackages/packageInfo.jsp?packageId=13111&platformId=3
hyper-v-kmp-pae (hyper-v-kmp-pae-0_2.6.32.12_0.7-0.6.7.i586.rpm)
http://www.novell.com/products/linuxpackages/packageInfo.jsp?packageId=14237&platformId=3
SLES 11 SP1 に組み込まれているのはバージョン 0_2.6.32.12_0.7 ですが、2010/8/2 にバージョン 0_2.6.32.13_0.5-0.7.7 が公開され、オンライン更新 (YaST2) でアップデートされました。ちなみに、アップデートバージョンは、/etc/modprobe.d/hyperv_pvdrivers.conf のバグ修正だけのようです。Linux Integration Services (Linux IS v2.1) 相当の機能 (時刻同期、シャットダウン連携、SMP 対応) はまだです。
(9/21 追記) SMP 対応済みのようです。シャットダウン連携についても、hv_utils モジュールで対応できるみたいです。→ http://yamanxworld.blogspot.com/2010/09/sles-11-sp1-hvutils.html
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