Misc.

2016/08/31

Windows 10 Anniversary Update で Windows Defender Offline を使うと自動修復が自動起動しなくなる件(追記あり)

Windows 10 Anniversary Update の Windows Defenderには、Windows Defender

Windows 10 1607 に Windows Defender Offline が内蔵 (2016/08/04)
Windows Defender Offline でオフラインスキャンをしたこのある PC の自動修復機能に問題が発生。問題の現象と、正しいかどうかわからない回避策をメモ...

メモ: DPM が VMware 仮想マシンのバックアップに対応したらしい

System Center 2012 R2 Data Protection Manager が UR11 で対応。Azure Backup Server も対応らしい。System Center 2016 にも入ってくるのかな?

Announcing VMware VM Backup using System Center Data Protection Manager ()
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/dpm/2016/08/26/announcing-vmware-vm-backup-using-system-center-data-protection-manager/

2016/08/29

メモ: PowerShell v6.0.0-alpha.9 on Linux and Windows (enjoy cross PSRemoting)

PowerShell on Linux が出ました(ただし、alpha 版) 。とはいっても、PowerShell on Linux が重要なんではなく、PowerShell がオープンソース化 (OSS) されたということが重要。Windows 10 Anniversary Update には PowerShell 5.1 が標準で入っていますが、次の PowerShell 6.0 は OSS 版として提供されることに(なると思う)。この投稿を書いている時点で、Linux(Ubuntu 16.04/14.04 向けの .deb、CentOS 7/RHTL 7 向けの .rpm あり)、Mac OS X 10.11 (.pkg) 、および Windows 8.1/10/2012 R2/2016 (.msi) 向けの v6.0.0-alpha.9 (v6.0.0.9)が提供されています。Windows 版もあるのはそういうこと。なお、Linux、Mac、Widows 版すべて .NET Core ベース。

PowerShell is open sourced and is available on Linux | Blog | Microsoft Azure
[URL] https://azure.microsoft.com/en-us/blog/powershell-is-open-sourced-and-is-available-on-linux/
Windows PowerShell Blog | PowerShell on Linux and Open Source !
[URL] https://blogs.msdn.microsoft.com/powershell/2016/08/18/powershell-on-linux-and-open-source-2/

ダウンロードはこちら。

Git-Hub - PowerSell./PowerShell: PowerShell for every system!
[URL] https://github.com/PowerShell/PowerShell/


Cent OS 7.1 と Windows 10 (バージョン 10586)でちょっとだけ試してみました。ローカル環境を手に入れるのは、インストールするだけなので簡単ですけど、PSRemoting をちょっと試したくても、???な場面に出会うと思うので、気が付いたことをメモ。

2016/08/26

Windows 10 の新機能 Enterprise Data Protection (EDP) ってどうなってるの? その 3

Windows 10 Anniversary Update バージョン 1607、ビルド14393から利用可能になる、企業向けの期待の新機能、Windows Information Protection(旧称というかコードネーム、Enterprise Data Protection)の続報です。

Windows 10 の新機能 Enterprise Data Protection (EDP) ってどうなってるの? その 2 (2016/07/06)
かつて Enterprise Data Protection (EDP) と呼ばれていたアイツの名は Windows Information Protection (検証結果追記) (2016/06/30)
Windows 10 の新機能 Enterprise Data Protection (EDP) ってどうなってるの? (2016/06/14)


Windows Information Protection は、Microsoft Intune June 2016版とWindows 10 Insider Preview(確か 14332?)で何となく試せたのですが、Windows 10 バージョン 1607 が正式リリースとなった今、どうなっているのか改めて、別の Azure AD および Microsoft Intune テナントで再チャレンジしてみました。結果は無残。どこが悪いのか、そうやったら動くのか、そもそも悪いのはこっちなのか、全く分かりません。


もしかして、動かないんじゃないの? と疑いたくなる。

これから試してみるという方のヒントになるかもしれないので、メモを残しておきます。

2016/08/25

Windows 10 RS1 Technical Preview の時限爆弾、任務完了(事後)報告

RedStone(RS)1 とも呼ばれる Windows 10 Anniversary Update バージョン 1607、ビルド14393 は既に正式リリースとなりましたが、それに至るまでの Insider Preview ビルドには 8/15 (どこ時間かは?)に発動する時限爆弾が仕掛けてあったことは知りませんでした。お盆にあぼーん。


しばらく放置していた(忘れていた) Insider Preview 14332 の仮想マシンを久々に起動したら、0xc0000428 エラーで起動せず。この仮想マシンには実行中の状態のチェックポイントがあったので、そこから開始したら動きましたが、再起動すると 0xc0000428 エラーで復帰せず。BIOS 設定で時間をほにゃららすると起動するのですが、今度は PROCESS1_INITIALIZATION_FAILED の BSoD 発生。どうにもならないようです。

MSDN サブスクライバーで今日現在もダウンロード可能な Insider Preview 14295 の ISO の説明書きに、"this build will time bomb on August 15, 2016." とちゃんと書いてありました。ちなみに、14295 の ISO メディアで PC を起動してセットアップを開始することは、もうできません。BIOS 設定で時間をほにゃららするとセットアップを開始できますが、最初の起動のときに 0xc0000428 エラーまたは PROCESS1_INITIALIZATION_FAILED の BSoD になると思います。

今年に出た RS1 のビルトには同じ 8/15 の時限爆弾入りみたいです。昨年末までのビルドは 7/15 だったらしいです。

この機能、ちょっと前の Insider Preview だとどうだったっけって確認することは、もうできないようです。(現在、使える Insider Preview は、来年の RS2 に向けた 149xx)



2016/08/24

Windows 10 バージョン 1607、イベント ID 4401、ソース EFS のエラー

Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607、ビルド 14393)になってから、Application ログにイベント ID 4401、ソース EFS のエラーが記録されるようになって気になっていました。

Anniversary Updateに 更新(アップグレード)すると昔のイベントログも消えちゃうので、本当に Anniversary Update からなのかは不明ですが、以下のフォーラムの投稿を見ると、Insider Preview のビルド 14393 のちょっと前からみたい。

Errors discovered after anniversary update V.1607 build 14393.10
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/windows/en-US/f10282f5-529e-404b-8a76-fc1e02d7d6a0/errors-discovered-after-anniversary-update-v1607-build-1439310?forum=win10itprogeneral


エラーの内容は...
7.488: EFS サービスは EDP ユーザーのプロビジョニングに失敗しました。エラー コード: 0x80070005。
(en-us だと 7.488: EFS service failed to provision a user for EDP. Error code: 0x80070005.)
このイベントが記録されていなくても、Windows 10 バージョン 1607 で EFS を使えば(NTFS 上のファイルを 1 つでも暗号化すれば)、すぐに記録されます。EFS を使えない Windows 10 Home でも、なぜか記録されている PC もありました。EDP は Enterprise Data Protection(正式名 Windows Information Protection の開発コード名)の略だと思うのですが、Windows Information Protection をまったく使っていなくても記録されるので、このエラーの Windows Information Protection への影響は不明です。


本日(8/24)に配布された累積的な更新プログラム KB3176934 のビルド 14393.82 で解消されたように見えましたが、更新後にイベントが記録された PC を発見。解消されていないみたいです。残念。


Windows 10 Version 1607 用の累積的な更新プログラム (KB3176934)
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/kb/3176934

Windows 10 Update History | Updates for Windows 10 Version 1607 | August 23, 2016 — KB3176934 (OS Build 14393.82) 
[URL] https://support.microsoft.com/en-us/help/12387/windows-10-update-history

海外のフォーラムを見て回ると、“sc sdset MSLLDP ほにゃらら”を実行すれば解消するようなことも見かけましたが、その後も再発したので回避策にはならず(私の場合)。EFS が使えないわけではないので、無視してよいエラーなのかもしれません。Windows Information Protection への影響は不明です。

2016/08/19

Windows XP/2003 向け公式ドキュメントへのリンクがことごとく...

マイクロソフトのサイト内の Windows XP や Windows Server 2003 に関する URL が、ことごとくこちらの PDF に誘導されるようになりましたね。

Windows Server 2003/2003 R2 の削除されたコンテンツ
(バージョン: 1.0、公開日: 2016/07/15、ファイル名: Windows Server 2003_ja-jp.pdf、ファイル サイズ: 153.1 MB)
[URL] https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=53314

でも、目的のコンテンツが含まれているとは限りません。28,337 頁もあるので、探すのも大変です。

放置していた Windows Server 2016 TP5 を 8 月以降に起動すると 0xc000021a BSoD な件

しばらく起動していなかった Windows Server 2016 Technical Preview 5 (TP5) を今月起動すると、 0xc000021a エラーの BSoD で起動できな場合があるようです。7 月の更新 KB3172989 をインストールしていないと、8/1に何かしらの証明書の期限切れが切れて、0xc000021a になるそうです。

Windows Server 2016 TP5 KB3157663 Digital Certificate Expiration
[URL] https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/b42d50ea-edaf-4716-a576-917f8df8ebd5/windows-server-2016-tp5-kb3157663-digital-certificate-expiration?forum=winservergen

更新プログラム KB3172989 https://support.microsoft.com/en-us/kb/3172989 で修復できるんですが、起動しないマシンに更新プログラムをインストールするのはちょっと面倒。

2016/08/18

Windows 10 の更新方法、WSUS と Windows Update for Business は共存できるかも

昨日の 8/17 (日本時間) に Windows 10 バージョン 1607 が Windows Server Update Services(WSUS) 向けに提供されたので、ちょっと気になる点を確認しました。WSUS と Windows Update for Business が共存できるのではないかということについて。


Windows 10 バージョン 1511(ビルド10586)から、以下のポリシーにより、機能更新プログラム(アップグレード)を最大8か月、品質更新プログラムを最大1か月まで延期できる Windows Update for Business の詳細設定が可能になったわけですが...

コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\Windows Update\アップグレードおよび更新を延期する

2016/08/17

自動 VPN 接続の仕様が変わった? 変わってた?

Windows 8.1 で以前は動いていた Add-VPNConnectionTriggerDNSConfiguration による DNS サフィックスによる自動 VPN 接続(Auto-Trigger VPN)。Windows 10 では設定しても動かないかもしれません。Windows 8.1 でも改めてやってみると動かなくなっていました。設定しても VPN 接続は無反応です。Add-VPNConnectionTriggerApplication はこれまでどおり動きます。

関連:
Windows 8.1 Preview > Auto-Triggered VPN (自動 VPN 接続) できました (2013/07/19)

(関係ないですけど、「自動VPN 接続」という訳語が出回っているのは私のこの記事のせい?正式な日本語の機能名はない?)

Windows 10 にも Add-VPNConnectionTriggerDNSConfiguration コマンドレットはあるけど、オンライン版のヘルプが無い。Windows 8.1 向けの オンラインドキュメントにも見当たらない。謎。

(→再び使えるようにする方法を最後に追記しました)

2016/08/14

RDP の接続先が Windows 10 1607 Pro でも RemoteFX USB デバイス リダイレクトできた

Hyper-V 仮想マシン ゲストとしての Windows 10 1607 Pro (もしかしたら1511からかもしれません 1511からでした)にも RemoteFX vGPU のドライバーが搭載されたらしいことから、もしやと思い、RemoteFX USB デバイス リダイレクトもサポートされたんじゃないかと思って試してみたら...


...できました。(追記: こちらは 1607 からみたいです)

接続先が Windows 10 1511 までは Enterprise エディションおよび Windows Server が必要 (Windows 7 Enterprise は RemoteFX vGPU にも依存) でしたが、Windows 10 1607 では Pro でも OK になったらしいです。マイクロソフトによる機能の削除し忘れでない限り。

Supported Linux and FreeBSD virtual machines for Hyper-V on Windows のページ更新 (2016 年 8 月版)

8/11 付けで Hyper-V における Linux および FreeBSD のサポート リストが更新されています。

Supported Linux and FreeBSD virtual machines for Hyper-V on Windows
Last Updated: 8/11/2016
[URL] https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows-server-docs/compute/hyper-v/supported-linux-and-freebsd-virtual-machines-for-hyper-v-on-windows




どこが更新されたのか分かり難いですが、1 つだけ気が付いたのは、Supported CentOS and Red Hat Enterprise Linux virtual machines on Hyper-V に追記された以下の記述。

The built-in Red Hat Enterprise Linux Integration Services drivers for Hyper-V (available since Red Hat Enterprise Linux 6.4) are sufficient for Red Hat Enterprise Linux guests to run using the high performance synthetic devices on Hyper-V hosts. These built-in drivers are certified by Red Hat for this use. Certified configurations can be viewed on this Red Hat web page: Red Hat Certification Catalog. It isn't necessary to download and install Linux Integration Services packages from the Microsoft Download Center, and doing so may limit your Red Hat support as described in Red Hat Knowledgebase article 1067: Red Hat Knowledgebase 1067

Linux Integration Services 4.1が更新され、4.1.2 になっていました。が、上記のとおり、RHEL (たぶん CentOS も) はこれではなく、ビルトインのドライバーのままにしておいたほうがいいみたいですね。

Virtualization Blog|Linux Integration Services download Version 4.1.2 ()
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/virtualization/2016/08/10/linux-integration-services-download-version-4-1-2/
Linux Integration Services Version 4.1 for Hyper-V  (Date Published: 8/10/2016)

[URL] https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=51612


2016/08/12

Windows 10 1511/1607 Hyper-V が RemoteFX vGPU をサポート (Pro も?)

64 ビット版の Windows 10 Pro の Anniversary Update (バージョン 1607、ビルド 149393.x) の Hyper-V でふと、Hyper-V の設定を開いたら、[物理 GPU]の項目がありました。RemoteFX 仮想 GPU はこれまで、Windows Server の Hyper-V + RD 仮想化ホストでサポートされてきましたが、Windows 10 Pro/Enterprise/Education でも使えるようになったみたいです。 

追記: ホスト側の RemoteFX vGPU 対応は 1511 からみたいです。ゲスト側の 1511 Pro もRemoteFX vGPU ドライバー搭載していました。 



Windows 10 Enterprise 1607 評価版をゲストにインストールしてデバイスを確認。64 ビット版ゲストでも OK。

メモ: EMET 5.51 が出てました

EMET 5.51 リリースされていました。

Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 5.51 
[URL] https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=53354
Version: 5.51, Date Published: 8/1/2016

Windows 10 にしてから(私は)もう EMET を使ってないですけど...

2016/08/09

Windows 10 Anniversary Update からロールバックできる期限が 10 日になったらしい件

Windows 10 はアップグレード後、および機能更新(機能アップグレード)に 1 か月間は
以前のバージョンの Windows 戻すオプションが提供されてきましたが、Windows 10 Anniversary Update (バージョン1607、ビルド14393)からは猶予期限は 10 日になっちゃったみたいです。

Windows 10 の回復オプション
[URL] https://support.microsoft.com/en-usja-jp/help/12415/windows-10-recovery-options

Windows 10 にアップグレードしてから 1 か月が経過するか、Windows 10 Anniversary Update にアップグレードしてから 10 日が経過すると、[設定]、[更新とセキュリティ]、[回復] から以前のバージョンの Windows に戻すことができます。

なんか日本語がおかしい。経過すると戻すことができなくなるんじゃないの?

英語のページを見てみると...

The time you have to go back depends on what version of Windows 10 your PC is running after the upgrade. For example, if your PC is running Windows 10 Version 1511, you have a month to go back to your previous operating system. If your PC is running Windows 10 Version 1607, you have 10 days to go back. (To see what version of Windows 10 your PC is running after you upgrade, select the Start button, then select Settings > System > About.)
やっぱり、バージョン 1511 以前は 1 か月、バージョン 1607 は 10 日ですね。 こんな重大な仕様変更をさらりとやってくれるところが●●。


バージョンアップ(アップグレード)を「機能更新プログラム」と呼び、元に戻すには「更新プログラムのアンインストール」ではなく、「以前のビルドに戻す」でないとできない。一般の方には到底理解できないと思うのですが...

機能更新=機能アップグレード=アップグレードインストールです。

まだ、この期限にひっかかる人はいないと思いますが、8/3 にアップグレードした人は、今週末には期限が来ます。お気を付けくだされ。私はフルバックアップとってからアップグレードしているので、アップグレード後、即、ディスク クリーンアップ(Cleanmgr)でお掃除してますけど。

刺客はこいつかなぁ?(未確認だけど、Cleanmgrを実行するタスクが消えるかも)


追記:
なにかの法則でしょうか? 10 日に変わった10 日後にこんな問題がでてきましたね...

Anniversary Update のインストール後、Windows 10 がフリーズする場合があります 
[URL] http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-performance/anniversary-update/66e03b07-4845-4a66-be07-0feda12bd34e
Anniversary Update インストール後、パーティションが失われることがあります 

[URL] http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-files/anniversary-update/828aff24-6615-4b0f-b111-e49cb300ce57

2016/08/08

Windows 10 Anniversary Update に関する、とある記事(の内容が酷い件)

気が付いてくれることを期待しつつ...(元記事が訂正されたらこの記事は削除します)

まずはこちらの記事をご覧ください。

Windows 10に2回目の累積アップデート「Anniversary Update」が登場!
[URL] http://ascii.jp/elem/000/001/207/1207301/

8月2日、Windows 10 Anniversary Updateがリリースされた。これは最新機能の追加や不具合の修正などをまとめた累積アップデートで、昨年7月に続き2回目の提供となる。
Windows Updateを実行すると「Windows 10 Version 1607 用の累積的な更新プログラム(KB3176929)」のダウンロードが始まり、Anniversary Update が適用される。
作成したメディアでインストールしたところ、Anniversary Updateが適用済みになっていた

と書いてありますが、累積的な更新プログラム(KB3176929)は Windows 10 バージョン 1607 (すでに Anniversary Update) に対する累積的な更新プログラム (14393.0→14393.10に更新) であって、Windows 10 Anniversary Update 本体ではないです。Windows 10 Anniversary Update は Update という名前になっていますが、通常の更新プログラムではなく、機能アップグレード(Windows 10 の新しいバージョン、ビルド)です。KB3176929 は、24 MB (x86 用) または 36 MB(x64 用)の通常の更新プログラムです。https://support.microsoft.com/en-us/kb/3176929

追記) で、8/10 には累積的な更新プログラム KB3176495 がやってきて、14393.51 になりました。この記事の筆者にとって、 KB3176495 は何 Update になるんだろう?

また、昨年 7 月は Windows 10 初期リリースであり、今回の Windows 10 Anniversary Update (バージョン 1607)は、昨年 11 月の Windows 10 November Update (バージョン 1511)に続く、2 回目の機能更新(機能アップグレード)です。


Windows Update でやってくる Windows 10 Anniversary Update は、「Windows 10、バージョン 1607 の機能更新プログラム」という名前でやってくると思います。実際にこの目で見たわけではないのであれですけど。(英語だと Feature update to Windows 10, version 1607 → https://blogs.windows.com/japan/2016/08/03/how-to-get-the-windows-10-anniversary-update/

ちなみに、WSUS にはバージョン 1607 はまだ来てません。バージョン 1511 が初めて来たのは 4 か月後の 2016 年 3 月だったから、2016 年末に来ると私は予想。

速報! Windows 10 Anniversary Updateがやって来た!――確実にアップグレードするための3つの方法とは?(@IT)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1608/04/news026.html



追記:
予想は外れました。8/17(日本時間)にWSUS向けに配布されました。→


2016/08/07

Windows 10 Hyper-V の仮想マシン構成バージョンは 8.0 だった

Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607、ビルド 14393.x) の 64 ビット版には最新の Hyper-V が搭載されているわけですが、仮想マシンの既定の構成バージョンは 8.0 になっていました。

初期リリースの構成バージョン 6.2、バージョン1511 の構成バージョン 7.0、Windows Server 2016 Technical Preview 5 の構成バージョン 7.1 だったので、7.x と細かく刻んでくると予想していたのですが、まさかの一気に 8.0。ていうか、ここは 10 にこだわらないらしい。

New-VM の -Version オプションをいろいろと試してみたら、旧構成バージョンの 5.0、6.2、7.0、7.1をサポートしているようです。

2016/08/04

Azure VM の Windows 10 Enterprise N 1511 を 1607 にする方法 (MSDN subscriber 限定)

この投稿は、MSDN サブスクリプション契約者向けですので、あしからず。

Windows クライアント OS は、ライセンス上、クラウド環境での実行が許可されていませんが、MSDN サブスクリプション契約で Azure を利用している場合は、アプリの開発やテストを目的として Windows 10/8.1/7 Enterprise N エディション (x64) の英語版 (en-us) をクラシック ポータルのギャラリーや新しいポータルの Markerplace のイメージから展開できます。N エディションは、大人の事情で Windows Media Player とか一部のコンポーネントが削除されたエディション。

日本語言語パックを入れれば、完全な日本語 (ja-jp)化も可能。イメージの説明を見ると、Windows Insider Programに参加すればビルドがどうのこうの...と書いてあるので、新しいビルド/バージョンにアップグレードしても構わない(と解釈)。


8/4 現在、Azure ギャラリーや Marketplace から Windows 10 Enterprise N (x64) を選択して展開すると、Windows 10 Enterprise N のバージョン 1511 が展開されました。これを、Windows 10 Anniversary Update バージョン 1607 にアップグレードするのにちょっと苦労したのでメモ。

Windows 10 1607 に Windows Defender Offline が内蔵

自分の PC には別のマルウェア対策が入っているので、Windows Defender を使うことがなかったんですけど...

Windows 10 Anniversary バージョン 1607 の Windows Defender にオフライン スキャン機能が組み込まれてました。

[オフライン スキャン]をクリックすると、PC が再起動して、Windows PE 環境(たぶん)で Windows Defender によるスキャンが始まります。

これまでも Windows Defender Offline というのをダウンロードして、DVD とか USB とかに書き込んで使用することはできたのですけど、この
機能が Windows 10 の Windows Defender に内蔵されたってことですかね。

Windows Defender Offline を使って PC を保護する
[URL] https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17466/windows-defender-offline-help-protect-my-pc



2016/08/02

8/1 から Windows SA は Windows 10 Enterprise E3/E5 に名称変更

2016 年 8 月 1 日版のマイクロソフト ボリューム ライセンスの製品条項 (PT) が公開されました。

マイクロソフト製品およびオンライン サービスのボリューム ライセンス|製品条項 (PT)
[URL] https://www.microsoft.com/ja-jp/Licensing/product-licensing/products.aspx


今回は、Windows ソフトウェア アシュアランス(Windows 10 Enterprise SA)が Windows 10 Enterprise E3 (または E5)に名称変更になったのが大きい変更点。

例えば、旧称の Windows 10 Enterprise Software Assurance Per User は、8/1 以降(新規購入または次回の SA 更新)から Windows 10 Enterprise E3 Per User になります。PT をよく読んだわけではありませんが、単純に Windows SA → Windows 10 Enterprise E3 に名称が変更になっただけのよう。Windows 10 Enterprise E5 は、今のところ Windows Defender Advanced Threat Protection 付きという違いだけのよう。

また、新たに Windows 10 Enterprise E3 and LTSB Upgrade (Per Device) というのが追加されていますが、これは、Current Branch または Current Branch for Business非永続ライセンス (SA 切れたらアンインストール or その時点で最新の LTSB に) or LTSB永続ライセンス(5+5 年の長期サポート) のどちらかってことだと思います。 たぶん。

Windows 10 には Education エディションがありますが、こちらも Enterprise と同じ考え。噂の新エディション Pro Education に関する記述は見当たらず。

Enterprise Mobility+Security に変更予定の Enterprise Mobility SuiteSecure Productive Enterprise(E3) に変更予定の Enterprise Cloud Suite は、今回は変わらず Enterprise Mobility SuiteEnterprise Cloud Suite のままでした。

※ くれぐれも、私の解釈を鵜呑みにしないように。ご自分で PT を確認してください。ボリュームライセンスを購入するなら、ライセンスセンターやリセラーに確認の上でお間違いなく。

残りの謎は、Windows 10 Enterprise E3 for CSP ですね。月額 7 ドルとかなんとかニュースになってますけど、年契約かもしれませんし、ある程度のボリューム単位での購入かもしれないし。そもそもマイクロソフトからエンドユーザーが購入できるものではないですし。ちなみに、Windows 10 Enterprise E3 を含む Enterprise Cloud Suite (マイクロソフトの製品)は 250 シートからの契約ですし。Windows 10 Enterprise E3 for CSP も同じような感じになるかもですよ。

過去の投稿:
Windows 10 Enterprise と Windows 10 Enterprise E3/E5 (2016/07/14)
Windows Enterprise の購入方法がコロコロ変わってた (2015/02/03)


2016/08/01

コルタナバイバイの呪文

Windows 10 Anniversary Update (1607)  は 8/2 にくるとみんな思っていると思いますが、日本だと 8/3 なんでしょうね。たぶん。Windows 10 Anniversary Update (1607)  に備えて、知っ得情報。

Windows 10 Anniversary Update (1607) のコルタナは、ローカルアカウントやドメインアカウント、Azure AD アカウントでも使えるようになったけど、オフにする GUI が見当たらない。


ローカル コンピューター ポリシーで

コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\検索\Cortana を許可する:無効

または

コルタナバイバイの呪文

REG ADD "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Search" /v AllowCortana /t REG_DWORD /d 0 /f

この呪文は Home エディションでも使えると思う。

8/3 追記)
Windows 10 バージョン 1511 で Cortana 無効にしていても、Anniversary Update バージョン 1607 にすると、有効になるよ! こまたご親切なことで!