Misc.

2014/09/29

お勧めドキュメント: Azure 自習書 - Azure Site Recovery オンプレミスから Azure のサイト回復

Microsoft Azure 自習書シリーズに No.14 として、Azure Site Recovery を使用したオンプレミスから Azure のサイト回復のセットアップのドキュメントが追加されました。PDF を個別、または他の自習書と一式でダウンロードできます。

Microsoft Azure 自習書 - Azure Site Recovery を利用した Hyper-V サイトの DR 対策 (オンプレミスから Azure のサイト回復)
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=44268

Microsoft Azure 自習書一式
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43120


こちらからも。スライド版 (PPTX) もあります。
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/products/windows-server-2012-r2/migration/campaign.aspx

Azure Site Recovery には、オンプレミスからオンプレミスのサイト回復、オンプレミスから Azure のサイト回復、VMware サイトのサイト間保護 (InMage Scout による保護) の 3 つの展開方法がありますが、このうちオンプレミスから Azure のサイト回復について説明したドキュメントになります。

評価のヒント:

2014/09/22

Windows 8.1 に .NET Framework 3.5 をインストールできない問題の件 (0x800f0906, 0X800f081f)

Windows 8/8.1 や Windows Server 2012/2012 R2 に 「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0) を含む」をインストールするには、インターネットからソースをダウンロードさせるか、インストールメディアの \Sources\SxS を参照させる必要がありますが、Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 では 9 月の定例パッチの 1 つが悪さをして、どちらからもインストールできなくなっちゃっているようです。

犯人はたぶんこいつ↓

MS14-046: Description of the security update for the .NET Framework 3.5 on Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2: August 12, 2014
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2966828 

2014/09/13

Microsoft Azure Site Recovery がまたアップデートされた

9 月 11 日 (米国時間) に Azure Site Recovery のサービスがまたちょっと更新。 Azure Site Recovery と Azure Automation の統合と、コンテナーへの証明書アップロードが不要に。

Azure Site Recovery—simplified setup and supercharged with Azure Automation integration 
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-site-recovery-simplified-setup-and-supercharged-with-azure-automation-integration/

2014/09/11

Azure Backup が 9 年超の長期アーカイブに対応?

Microsoft Azure Backup サービスは、120 という回復ポイントの上限があるそうです。この上限とその他の制約もあって、これまでは Windows Server の場合は 30 日、Data Protection Manager (DPM) の場合は 120 日がバックアップ データの保存期間の上限だったみたい。これが、9 月 10 日 (米国時間) に公開された新しいエージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent 2.0.8689.0) で保存期間 9 年に対応したようです。バックアップ可能なデータ量は、ボリュームあたり 1700 GB (こちらは 2.0.8683.0 から)。

Update for Azure Backup for Microsoft Azure Recovery Services Agent
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2997692/


現在、Azure 管理ポータルの復旧サービスの Backup コンテナーのページからダウンロードできるのは、この新しいエージェント (2.0.8689.0) みたいです。このエージェントは、Azure Site Recovery で使用するものと共通ですが、 Azure Site Recovery コンテナーのページからダウンロードできるのは古いバージョン(2.0.8673.0) なのでご注意。

新しいエージェントでも回復ポイント 120 個の上限は変わらないようですが、4 週間に 1 回のスケジュールでバックアップするように構成することで最長 9 年まで保存期間を延ばせるとのこと。どういうことなのか、途中までやってみました。

2014/09/10

IE で古い ActiveX コントロールのブロックが始まったぞ

先週、@IT さんで以下の記事が公開されましたが、本日、予定どおり、 IE で古い ActiveX コントロールのブロックが始まりました。

IEで古いActiveXコントロールのブロックが始まるぞ (@IT)
[URL] http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1409/04/news022.html


“今回のIEの更新プログラムを適用すると、古くなったActiveXコントロールをブロックする新機能が有効になる” という残念な記事を見つけました。ブロック機能の開始と、今回 (今日、9/10) に公開された IE の更新プログラムは関係ありません。今月の更新を適用する、しないに関係なく、ブロック機能は始まります。

追記)
今月公開の KB2977629 も IE の“累積的”な更新なので、IE にブロック機能を追加する更新は含まれていると思います。

2014/09/08

Microsoft Migration Accelerator 限定プレビューとな

Microsoft Migration Accelerator の限定プレビュー(limitted preview) が先週末から始まったらしい。VMware 仮想マシンや物理サーバーを Microsoft Azure 仮想マシンに移行(マイグレーション)するツールらしい。どうやら、マイクロソフトがこの前買収し、Azure Site Recovery サブスクリプションとしてライセンス提供を始めた InMage Scout のプラットフォームを利用して、V2V と P2V をするっぽい。

Introducing Microsoft Migration Accelerator
[URL]  http://azure.microsoft.com/blog/2014/09/04/introducing-microsoft-migration-accelerator/
Migration Accelerator Preview
[URL] http://azure.microsoft.com/en-us/features/migration-accelerator/

Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 では、VMware 仮想マシンを Microsoft Azure 仮想マシンに V2V する機能が提供されましたが、Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 とは違って単体のツールではなく、InMage Scout の環境の一部をオンプレミスと Microsoft Azure 仮想マシンに準備する必要があるみたい。ちょっと試してみたいというわけにはいかなさそう。

InMage Scoutは VMware vSphere ESX の仮想環境を利用して仮想マシンや物理サーバーのレプリケーションやバックアップによる災害対策をするもの。Microsoft Migration Accelerator は ESX ではなく Microsoft Azure に仮想マシンを作成するので、一方向の移行になるってことかな。

Microsoft Virtual Machine Converter の将来のバージョンで P2V が追加されるようなウワサがありましたが、Microsoft Migration Accelerator のことだったりして??? (10/14 追記: MVMC 3.0 出ました)

関連:
Microsoft Azure Site Recovery が微妙にアップデートされてた (2014/08/11)
メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (追記あり) (2014/04/16)



2014/09/04

DPM 2012 R2 UR3 の更新が 0x80070643 で繰り返し失敗する件 (回避策あり)

Windows Update で System Center 2012 R2 Data Protection Manager の更新プログラムのロールアップ (Update Rollup 3: RU3) が 0x80070643 エラーで繰り返し失敗する件で悩んでいましたが、ようやく問題を解消し、更新できました。

Update Rollup 3 for System Center 2012 R2 Data Protection Manager
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2966014

関連:
Azure Backup の DPM バージョン要件 (2014/08/29)
System Center 2012 R2 Update Rollup 3 (2014/07/30)


この手順で正しいかどうかと言われれば?ですが、とりあえず成功した方法をメモ。

2014/09/02

Windows 8/8.1 の Windows Defender の定義の更新間隔を確実に短縮する方法

Windows 8/8.1 に標準搭載されているマルウェア対策 (アンチ ウイルス、アンチ スパイウェア、ネットワーク検査システム (NIS)) の定義ファイルは、既定では Windows Update を通じて更新されます。Windows Defender の UI を開いて [更新] タブから手動更新することもできます。が、Windows Defender って定義の更新が少ないような気がしません?

どうやら、既定のままだといくら自動/手動で更新しようとしても、リリース済みの定義ファイルの数バージョンはスキップされるようです。というわけで、例えば、1 時間に 1 回、自動で更新して、常に最新バージョンの定義ファイルを確実に受け取る方法を考えてみました。

MpCmdRun.exe -SignatureUpdate のコマンドラインをタスク スケジューラで自動実行するんでしょって思ったあなた。それじゃあ、ダメなんです。

2014/09/01

Azure Web Sites と Process Explorer

Microsoft Azure では 8 月 22 日 (日本時間) に日本リージョンのサービスが拡充されるなど、いろいろ更新がありました。

Azure サービスの更新情報
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/
Manage your Azure Websites directly with Websites Process Explorer (2014/08/21)
[URL] http://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/manage-your-azure-websites-directly-with-websites-process-explorer/

その中で、Azure Web サイトで Process Explorer (Websites Process Explorer) でプロセスの参照や強制終了ができるようになったそうな。でも、Azure 管理ポータル (https://manage.windowsazure.com/) の中を探しても見つからないんですよね。なんて悩んでいたら、プレビュー提供中の新しいポータル (https://portal.azure.com) のほうにありました。