2016/05/31

メモ: サポートされない古い IE からはサポート技術情報を参照できない!?

新規インストールした直後の Windows 7 SP1 (IE 8) でマイクロソフトのサポート技術情報のページ (https://support.microsoft.com/kb/...) を見ようとしたら、「Your browser is out-of-date」と表示されるようになってました。

2016 年 1 月からサポート対象 OS で利用可能な最新バージョンの IE のみがサポートされるようになったため、それへの対応なんでしょうけど、サポート技術情報のページでやることないでしょうに。

2016/05/26

Windows 10 にアップグレードしたらスリープと休止状態で PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (atikmdag.sys)

我が家のメイン PC は Windows 7 Ultimate x64 SP1 でしたが、無償アップグレード期間の終わりが見えてきたので、重い腰を上げて Windows 10 Pro バージョン 1511 に昨日アップグレードしました。

無事、完了と思いきや、昨日休止状態で PC の電源をオフにし、今日起動してみると、まさかの BSoD。スリープでも同じく BSoD。

PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (atikmdag.sys) 

私の場合、休止状態が使えないと、仕事の効率が著しく下がる。マルチ モニター 環境 (3 台)でデスクトップのあちこちを散らかしながら作業しているので。Windows 10 で仮想デスクトップが使えるようになって、さらに散らかせると思ってたのに...

でもこのエラー、以前に見たことある。この Windows 7 PC では ATI Radeon のグラフィックス カード使ってたんですが、これまでは、このエラーで BSoD になったことがあっても、ドライバーを更新すれば回避できたりしたような...

2016/05/25

メモ: 5 月 3 回目の Office 2016 Update

Office 365 ProPlus 更新情報。5 月 3 回目。

Current Channel
May 23, 2016 Version: 16.0.6868.2067
Outlook/PowerPoint/Word/Office Suite: Non-Security updates

Deferred Channel
May 10, 2016 Version: 16.0.6001.1078 (更新なし)

First Release for Deferred Channel (ビジネスの現在の分岐の最初のリリース)
May 23, 2016 Version 16.0.6741.2042
Outlook/PowerPoint/Office Suite: Non-Security updates


ソース:
Office 365 client update channel releases
[URL]] https://technet.microsoft.com/en-us/office/mt465751

メモ: Windows 10 バージョン 1511 の時間ずれ問題

Windows 10 バージョン 1511 (TH2) を使っていて、時刻が大きくずれた経験、これまで 2 回ほどあり。

そのときは???と思いながらも、[設定 > 時刻と言語 > 時刻を自動的に設定する]をオフ/オンして対処したけど、 バージョン 1511 の不具合だそうな。

バージョン  1511 で修正される予定はなく、次のバージョンの Windows 10 Anniversary Update (RS1、2016 年 7 月リリース予定) で修正されるらしい。

Windows 10 (TH2) をインターネットに接続せずに使用すると、突然時刻がずれる!?
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/jpntsblog/2016/04/07/windows-10-th2-%e3%82%92%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ab%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%81%9b%e3%81%9a%e3%81%ab%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%80%81/

回避策(の1つ):
コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコマンドラインを実行して PC を再起動する。

C:\WINDOWS\system32> REG ADD HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config /v UtilizeSslTimeData /t REG_DWORD /d 0 /f

C:\WINDOWS\system32> SHUTDOWN /r /t 0

追記) ↑ これ実施した PC でも、突然、時刻が3時間先に進む現象に遭遇。

2016/05/23

[新着]お勧めホワイト ペーパー『Windows Server 2016 & System Center 2016 Technical Preview 5 評価ガイド』

明日 (5/24) からの 2 日間、マイクロソフトの有償イベント de:code 2016 が開
催されます。


私は残念ながらイベントには参加できませんが、以下の評価ガイドで参戦。de:code 2016 前日に間に合いました。

Cloud Platform 関連コンテンツ|Windows Server 2016 & System Center 2016 Technical Preview 5 評価ガイド
(最終更新日: 2016 年 月 23 日、PDF、20.0 MB)

[URL] https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/documents/default.aspx?svid=Windows_Server_2016
(PDF の直リンク → http://download.microsoft.com/download/C/E/0/CE041DB1-BE60-4419-85E2-A19018E29DC8/WSTP5_EvalGuide.pdf)

Technical Preview 2 ベースだったちょうど一年前の評価ガイド (お勧め: Windows Server & System Center Preview 2 評価ガイド 2015.05.28) に、Technical Preview 3 ~ 最新 Technical Preview 5 の内容を反映し、大幅に内容を充実しました。全 224 ページ。

印刷すると紙を大量に消費しますが、前半部分はスクリーンショットを大きめにして、A4  2 ページ/枚 でも見やすい感じにしたつもりです。


de:code 2016 参加者の方 (特にインフラ系)  は、ぜひ、旅のお供に。もう出発されちゃった方は、現地でレッツ ダウンロード 20MB!

関連:
Windows Update for Nano Server - using Azure Server Management Tools (preview)(2016/05/20)
Windows Server 2016 TP5 の TP4 からの変更点 (マニアックな視点から) (2016/05/13)
Docker and Nano Server TP5 (cannot enable tty mode on non tty input エラーの回避方法) (2016/05/12)
System Center 2016 Technical Preview 5 を全部入れてみた (2016/05/06)






2016/05/22

お知らせ: Interact x Cloud Samurai 2016 Summer

https://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/dn891434.aspx

Interact x Cloud Samurai 2016 Summer 現場のプロフェッショナルが語る「マイクロソフト製品、クラウド ソリューションを効果的に運用・構築するために知っておきたいこと」

出ます。

2016/05/20

Azure AD Connect の同期が Windows のタスクから組み込みのタスクに変更されてた

Azure Active Directory(Azure AD)とオンプレの Active Directory のディレクトリ同期を行う Azure AD Connect ですが、同期スケジューラがタスク スケジューラの Azure AD Sync Scheduler から組み込みの同期スケジューラに変更になってました。

この変更は 2016 年 2 月リリースの 1.1.105.0 からだそうです。

同期スケジュールは Get-AdSyncScheduler で確認でき、手動で同期を開始するには Start-ADSyncSyncCycle (ADSyncCycle ではなく ADSyncSyncCycle) を実行します。通常、手動で同期する必要はないので、数ヶ月気が付きませんでした。

Azure AD Connect 同期: スケジューラ
[URL]  https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/active-directory-aadconnectsync-feature-scheduler/

Windows Update for Nano Server - using Azure Server Management Tools (preview)

Microsoft Azure の「サーバー管理ツール (プレビュー) 」は、オンプレミスの 1 台にゲートウェイ ソフトウェアを入れて、それを介して Azure ポータルからオンプレミスのネットワーク上のサーバーをリモート管理できるという便利ツール。固定のパブリック IP が無くてもよく、NAT の背後にサーバーがあってもリモート管理できるのがよいところ。対象は、Windows Server 2016 (現在、Technical Preview 5) で、Nano Server のリモート管理にも対応。

Microsoft Azure の「サーバー管理ツール (プレビュー)」が、Windows Update に対応したそうです。

Hybrid Cloud IT Management Blog|Windows Update now available in Server management tools
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/systemcenter/2016/05/11/windows-update-now-available-in-server-management-tools/

「サーバー管理ツール (プレビュー)」は、Windows Server 2016 Technical Preview 5 のリリースと同時期に 2 月にパブリック プレビュー提供が始まりました。

当初は、機能は少なかったのですが、Windows Server 2016 TP5 リリースの頃には、PowerShell (対話実行とスクリプト エディター)、イベント ビューアー (参照のみ)、サービス (状態参照、停止/開始)、デバイス マネージャー (参照のみ)、プロセス (参照、作成)、レジストリ エディター(参照、編集)、ロールと機能 (参照のみ) のツールが提供されていました。

また、ローカル Administrators グループのメンバーの追加やドメイン構成、IP アドレス設定とかもできます。最初からできていたのか定かではありませんが。

5/11 (米国時間) からは Windows Update が仲間入り。利用可能な更新プログラムの確認と実行、再起動のスケジュール設定、インストール履歴の確認ができるように。もちろん、Nano Server でもできます (Nano Server の場合、インストール履歴は最後の 1 つだけのようです)。

次の画面は、Nano Server TP5 英語版に対して Windows Update を実行するところ。Nano Server が動いているのは、我が家 (花巻市) のブロードバンド ルーターの後ろにある Hyper-V ホストの仮想マシンです。


ちなみに、Nano Server TP5 日本語版では、ちゃんと動きません。

そういえば、スクリプトでやったときに HResult コードが 0 じゃないのを思い出した。「サーバー管理ツール (プレビュー) 」の PowerShell でもう一度やってみると...


Nano Server は英語版に限る。

何も考えずに、Nano Server を日本語版の TP5 ISO (NanoServer\NanoServer.wim) から作っちゃうと、こんな問題に何度も遭遇して、原因が分からず、試行錯誤して悩んだ挙句に原因は日本語版(ローカライズ版) でしたってことになると時間が無駄です。たぶん、Containers の機能でも日本語版は何か問題が起こると思います。

関連:
Windows Update for Nano Server in May (2016/05/11) 
Windows Update for Nano Server (2016/05/04)

2016/05/12

Docker and Nano Server TP5 (cannot enable tty mode on non tty input エラーの回避方法)

Nano Server をコンテナー ホストとしてセットアップした場合、PowerShell Remoting や PowerShell Direct の PS セッションから docker コマンドを実行することになると思うのですが、コンテナーを対話的に実行 (docker run -it) すると、docker : cannot enable tty mode on non tty input というエラーで失敗すると思います。


Docker と Windows (https://msdn.microsoft.com/ja-jp/virtualization/windowscontainers/deployment/docker_windows) というページに、このエラーの回避方法として docker daemon -D -H <ip address of Nano Server>:2375 でリモートからの接続を許可する方法が説明されていますが、実はこの日本語ページは古い (TP4 以前の内容)。

※ Windows Containers 関連の日本語ドキュメントは、更新日が英語ドキュメントと同じでも、内容は古いままという場合があるので注意してください。日本語ページの URL の ja-jp を en-us に変更して、内容が同じかどうか確認したほうがよいです。

Docker デーモンまわりは、TP5 で dockerから dockerd に変更になっていますし、dockerd を 2375 で動かそうとしても起こられます。


英語版の Docker and Windows (https://msdn.microsoft.com/en-us/virtualization/windowscontainers/deployment/docker_windows) は TP5 対応の内容になっているんですが、リモート接続の許可まわりがちょっと説明不足。 

ちょっとだけ詳しく説明すると...

2016/05/11

Windows Update for Nano Server in May

今日は Windows Update デーですが、Windows Server 2016 Technical Preview 5 向けにも 5 月の累積的な更新 (KB3158987) が来てますね。Nano Server にも。

4 月の累積的な更新 (KB3157663) の内容は、5 月の累積的な更新 (KB3158987) に含まれるので、これからインストールする場合はこちらでよろし。

Windows Update for Nano (2016/05/04) で紹介した Nano Server 用の nanoupdate.ps1 ですが、本日の更新でちゃんと動くことを再確認 (→)。

2016/05/19 追記)
まだ試してないけど、サーバー管理ツールが Nano Server の Windows Update に対応したらしい。普通の Windows Server 2016 TP も。

Windows Update now available in Server Management Tools
[URL] https://blogs.technet.microsoft.com/systemcenter/2016/05/11/windows-update-now-available-in-server-management-tools/

5 月の 2 回目の Office 2016 Update

本日は Windows Update デーですが、クイック実行 (C2R) 版 Office の更新も 忘れずに。

Office 365 ProPlus の Office 2016 の今日の更新は ...

2016/05/06

System Center 2016 Technical Preview 5 を全部入れてみた

System Center 2016 Technical Preview 5 を Windows Server 2016 Technical Preview 5 に全部(別々のサーバーに) 入れてみました。とりあえずインストールしただけですが...

概ね、以前の Technical Preview リリースや現行バージョンの System Center 2012 R2と同じなんですが、いくつか注意点がありました。

2016/05/05

5 月最初の Office 2016 Update

GW 中、Office 2016 バージョンの Office 365 ProPlus の Current Channel (旧称、Current Branch) と First Release for Deferred Channel (旧称、First Release for Current Branch for Business) 向けに更新プログラムがきてました。


"ビジネスの現在の分岐の最初のリリース" とは、旧称の "First Release (最初のリリース) for (の) Current Branch (現在の分岐) for (の) Business (ビジネス)" の日本語訳。


Deferred Channel (旧称、Current Branch for Business) と Office 2013 バージョンの Office 365 ProPlus は今月はまだ更新なし。変更点は...

2016/05/04

Windows Update for Nano Server

Windows Server 2016 Technical Preview 5 の Nano Server で Windows Update する方法。

Managing updates in Nano Server
[URL] https://technet.microsoft.com/en-us/library/mt651736.aspx

やってみました。フル インストール向けと同じ累積的な更新 KB3157663 が出てました。Guest ドライバーだけのやつには来ないかもしれません。何かしら役割や機能が入っていると、更新が来ると思います (私の場合、Compute と Container が入っているやつと、Containter がはいっているやつにきました)。 英語版 (en-us) の Nano Server でない場合は(例えば、日本語版のメディアから作った Nano Server)、利用可能な更新プログラムが検出されないかもしれません。

利用可能な更新がないと、次のようなエラーが表示されるけどびっくりしないで。

Invoke-CimMethod : A general error occurred that is not covered by a more specific error code.
At C:\nanoupdate.ps1:2 char:16
+ ... anResults = Invoke-CimMethod -InputObject $sess -MethodName ScanForUp ...
+                 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    + CategoryInfo          : NotSpecified: (MSFT_WUOperatio...-7284976777f5"):CimInstance) [Invoke-CimMethod], CimExc
   eption
    + FullyQualifiedErrorId : MI RESULT 1,Microsoft.Management.Infrastructure.CimCmdlets.InvokeCimMethodCommand


コマンドラインを打つのが面倒なので、スクリプトにしてみました。
(注: 動作保障なし)