2015/02/23

System Center Endpoint Protection Client 4.7.205.0 問題

Norton (Symantec) の Endpoint Protection の更新が Internet Explorer (IE) 11 をクラッシュさせる問題があったみたいですが...

ノートン製品がインストールされたコンピュータで Internet Explorer が頻繁にクラッシュする
[URL]  https://support.norton.com/sp/ja/jp/norton-core/current/solutions/v108623038_EndUserProfile_ja_jp?inid=jp_hho_homepage_module2_iecrash

Microsoft の Endpoint Protection も 2 月の更新でやらかしてたみたいです。System Center 2012 Endpoint Protection と Forefront Endpoint Protection 2010 の 2 月のクライアント更新 (4.7.205.0) で、Windows 8.1 の一部で問題が発生してたそうです。(3/3 追記: この問題に対応した KB3041687 の 4.7.209.0 が出ました)


TechNet Blogs > Japan System Center Support Team Blog > KB 3036437 適用後に、Internet Explorer や Windows Live Mail からのファイルダウンロードができなくなる事象について
[URL] http://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2015/02/18/3645276.aspx
Server & Tools Blogs > Server & Management Blogs > System Center Configuration Manager Team  > Known Issue: Endpoint Protection blocks Internet Explorer downloads
[URL]  http://blogs.technet.com/b/configmgrteam/archive/2015/02/19/known-issue-endpoint-protection-blocks-internet-explorer-downloads.aspx

うちの環境では問題なっしんぐでしたが...

2015/02/19

Hyper-V 仮想マシンのバックアップは VSS 非対応でも止まらないんだ

Hyper-V は仮想マシンの VSS オンライン バックアップに対応していますが、VSS バックアップに対応していないゲストは、一時的に保存状態になると思っていました。

右の画面は、Windows Server 2012 Hyper-V のときの Linux 仮想マシンのバックアップの様子。Windows Server 2012 Hyper-V は Linux ゲストのオンライン バックアップには対応しておらず、ボリューム シャドウ コピーを作成するために、仮想マシンを一時的に保存してました。

この動作は Windows Server 2012 Hyper-V までで、Windows Server 2012 R2 Hyper-V からは VSS バックアップに対応していないゲストでも一時的な停止が無いように、変更されてました。(知らなかった、なんでいままで情報出てこなかったんだろう)

Ben Armstrong7s Virtualization Blog > Hyper-V Backup doesn't interrupt running virtual machines (anymore)
[URL] http://blogs.msdn.com/b/virtual_pc_guy/archive/2015/02/16/hyper-v-backup-doesn-t-interrupt-running-virtual-machines-anymore.aspx

やってみました...

2015/02/16

グループポリシーの脆弱性は MS15-011(3000483) の更新だけでは解決されない

2015 年 2 月の Windows Update で、グループ ポリシーのリモート コード実行の脆弱性 (CVE-2015-0008) を解決する更新プログラム MS15-011/KB3000483 が Windows Vista 以降および Windows Server 2008 以降に対して配布されましたが、この更新プログラムをインストールしただけでは脆弱性の解決にはならないそうです。追加でグループポリシーの構成をする必要があります。(グループポリシーを使わないワークグループ環境には関係ない話です)

マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-011 - 緊急 > グループ ポリシーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3000483)
[URL] https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/MS15-011

2015/02/11

エージェントの更新で Azure Backup に新機能が...

Microsoft Azure Recovery Services Agent の更新バージョン (2.0.8703.0) が出ました。

Azure Backup supports offline disk shipment and increases the number of backup copies and retention policies in Windows
[URL]  http://support2.microsoft.com/kb/3033794/en-us

Azure Backup の保存ポリシーとか、バックアップの保存数 (120→366) とか、オフラインで取得したバックアップを初期バックアップ コピーとして Azure 側に転送しておくオプションとか追加されたそうです。 Windows Server 2012 R2 の Microsoft Azure Backup ツールと System Center 2012 R2 Data Protection Manager (DPM) UR5 で確認すると...

2015/02/09

Hyper-V and Linux/FreeBSD のまとめ

Hyper-V における Linux ゲストのサポート状況について、このブログで度々取り上げていますが、投稿数が多くなったので、これまでの投稿を Linux ディストリビューションやバージョン別にまとめました。古い情報もあるのでご注意。

2016/9/26 追記) Linux Integration Services 4.1.2 が出ていますけど、RHEL/Centos 6.4 以降は入れなくてもいいです。RHEL の場合、LIS を入れると Red Hat 認定ではなくなります。→ https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows-server-docs/compute/hyper-v/supported-centos-and-red-hat-enterprise-linux-virtual-machines-on-hyper-v https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/virtualization/hyper-v/Supported-CentOS-and-Red-Hat-Enterprise-Linux-virtual-machines-on-Hyper-V
5/25 更新) RHEL/CentOS/Oracle Linux 向けの Linux IS v4.0 (4.0.7) の情報を追記しました。
4/3 更新) RHEL/CentOS 7.1 の情報を追記しました。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL), CentOS, Oracle Linux

2015/02/06

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and Ubuntu 14.10 Guest

Ubuntu 14.10 が出てからずいぶん経ちますが、Hyper-V 対応についてまだ書いてなかったと思うので重要なところだけメモ。KVP や VSS デーモンの導入方法が変わってたって話。

2015/02/05

Technical Preview Hyper-V > 非ドメイン環境における Hyper-V のリモート管理

2 年ほど前に、ワークグループ環境における Windows Server 2012 Hyper-V のリモート管理の構成について書きました。

Windows Server 2012 > 非ドメイン環境におけるHyper-Vのリモート管理 (2013/03/12)

この方法は Windows Server 2012 R2 Hyper-V や、Microsoft Hyper-V Server 2012/2012R2 でも有効ですが、Windows Server Technical Preview の Hyper-V をTechnical Preview の Hyper-V Manager からリモート管理する場合には効きません。 Technical Preview の Hyper-V Manager から 旧 Hyper-V のリモート管理、および旧 Hyper-V Manager から Technical Preview の Hyper-V のリモート管理は、以前の方法 (ワークグループ環境なら↑の方法) で出来ると思います できました。

Technical Preview の Hyper-V は、リモート管理に使用するプロトコルがこれまでの MS-RPC (DCOM) から MS-Management (WinRM) に変更になったため、ワークグループ環境でリモート管理するには、まったく違う構成が必要になってきます。

そこで、ワークグループ環境で、Windows 10 Technical Preview Build 9841 (または 9860) の Hyper-V Manager から、Microsoft Hyper-V Server Technical Preview Build 9841 にリモート接続するための構成をメモ。

2015/02/03

Windows Enterprise の購入方法がコロコロ変わってた

知らぬ間に、Windows のボリューム ライセンスがいろいろと変更になっていました。特に、SA と Enterprise の購入方法はがらりと変わってしまっています。

Volume Licensing > Windows 8.1 新しいライセンス モデル
[URL] http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/windows8-1.aspx

知らなかった。もともと複雑な部分がコロコロ変わっていて、もうわけがわからない。 

2015/02/02

(PR) Windows Server 2012 R2 テクノロジ入門

ちょうど 1 年前に出版されました『Windows Server 2012 R2 テクノロジ入門』の一部が ITPro さんで連載として公開されました。主要な章の冒頭あたりを抜粋して、この 1 年で状況が変わった部分をちょっとだけ追記しています。

2003サポート切れ目前! 今こそ知りたい Windows Server 2012 R2 (ITPro)
[URL] http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/012300015/?ST=win-server

Windows Server の次期バージョンは 2016 年になるそうなので、 この本もあと 1 年はお役に立つかと...

※本書の訂正情報や Windows Server 2012 R2 関連の最新情報については、「書籍の正誤表&最新情報」もあわせてご覧ください... と追記していたら、窓の外にキツネさんとカラスさんがなにやら...