2014/06/03

続・新しい Office の企業内クリック実行展開でインストールアプリの選択が可能に

先月からできるようになった以下の件、やってみました。できました。

新しい Office の企業内クリック実行展開でインストールアプリの選択が可能に (2014/05/29)


クイック実行版 (Click-to-Run: C2R) である Office 365 ProPlus はインストールするアプリを選択するオプションがありませんが、Office 展開ツール (Office Deployment Tool) を使用した社内ソースからの展開ではカスタマイズできるようになりました。2014 年 5 月から提供されている Office 展開ツール バージョン 15.0.4619.1000 以降、および Office 365 ProPlus 15.0.4615.1001 (←このバージョンは問題があったためすぐに.1002が出ました)以降から可能になっています。

その方法は、XML 構成ファイル (雛形は configuration.xml) にインストールから除外したいアプリの ID を ExcludeApp として追記するだけ。setup.exe /download <構成ファイル.xml> でダウンロードするインストール ソースにはすべてのアプリが含まれますが、setup.exe /configure <構成ファイル.xml> によるクイック実行展開時に除外してくれます。詳しくは、こちらに。

Exclude certain Office programs when deploying Office 365 ProPlus
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn745895%28v=office.15%29.aspx


次の画面は、Word、Excel、PowerPoint だけをインストールする XML 構成ファイルでやってみたものです。アプリ ID の Groove は OneDrive for Business のことだそうです。


既に Office を展開済みのコンピューターから特定のアプリを削除したり、あとでアプリを追加したりしたい場合は、configuration.xml を書き換えてから setup.exe /configure <構成ファイル.xml> を再実行すればよし。Visio しかない VisioProRetail から Visio を除外するオプションがあるのは、既にインストール済みのやつを削除するのに使えるからだと思います。

コントロール パネルの「プログラムと機能」から Office のオンライン修復を実行してしまうと、除外設定を無視してすべてのアプリをインストールしちゃうので注意。

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共有フォルダーからクイック実行展開をしようとしたとき、右のようなエラーが出る場合は、インストール先のコンピューター アカウントが共有への読み取りアクセスに失敗することが原因のようです。ユーザーが共有にアクセスできる状態でもダメなんです。こちらのページ(http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj219423(v=office.15).aspx)の 3 つ目の Important を見てください。
 コンピューター アカウントへのアクセス許可を設定できない場合(ワークグループ構成の場合など)は、USB メディアで持っていくか、共有フォルダーの内容をローカルにコピーしてから、XML 構成ファイル内のパスをローカル パスに書き換えて実行してみてくださいね。


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アプリケーションの除外設定 (ExcludeApp) は、setup.exe /packager <構成ファイル.xml> <出力先パス> で作成する App-V パッケージからはアプリを除外しないようです。従来どおり、App-V Server で公開アプリの制御をするしかないみたい。

参考:
新しい Office と App-V 5.0 SP2 (Office Professional Plus 2013 対応に) (2013/12/06)
CW アーカイブ > 新しいOfficeとApp-V(再び)(2013/06/18)




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