2014/04/23

メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (続きの続き)

← メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (続き) の続きになってます。

Microsoft Azure への VHD のアップロード、Linux 仮想マシンへの対応が行われた Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 ですが、前回までのチャレンジでアップロードした VHD が正常でない問題にぶちあたっています。

試しに、変換後の VHD を Azure コマンドライン ツールの csupload.exe (Windows Azure SDK とツールのダウンロード ) を使って手動でアップロードし、マイ ディスクから仮想マシンを作成したら問題なく動きました。ソースの VMware 仮想マシンは問題なかったようです。Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 からのアップロードが異常な件は、依然として原因不明。

Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 で Azure にアップロード中の VHD (Workspace 内) を別の場所にコピーしておいて、CSUpload の Add-PersistentVMImage で VHD を Azure にアップロード。Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 で Hyper-V に V2V した VHD でもよし (これについては次回)。

CSUpload コマンド ライン ツール
[URL] http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg466228.aspx

Add-PersistentVMImage でアップロードしちゃったので、テンプレート用の VHD (Windows だと Sysprep したもの、Linux だと waagent -deprovion したもの) として マイ イメージに登録されちゃいました。そこで、VHD の保持を指定してイメージを削除。

(Csupload の Add-Disk または PowerShell の Add-AzureDisk でアップロードすればイメージの削除の操作は不要だと思います。)

Azure ストレージに保持されている VHD から Linux を含むディスクを作成。

ギャラリーのマイ ディスクから選択して仮想マシンを作成。
仮想マシンが正常に作成されましたとさ。SSH 接続も OK。元は ESXi ホスト上の仮想マシンでしたが、VMware Tools はアンインストールされ (Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 のオンライン変換で)、RHEL 6.5 にビルトインされた Hyper-V ドライバーが機能しとります。




Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 から Azure への直接の V2V は成功していませんが、ESXi ホストの Linux 仮想マシンを Azure 仮想マシンに移行するという目的は達成できているので (代替手段があるので)、これでよしとしておきます。

メモ: Microsoft Virtual Machine Converter 2.0 (続きの続きの続き) へ続く... →

1 件のコメント:

  1. 6/12/2014 付けで v2.1 が公開されたみたい。ダウンロード サイトの表示は v2.0 のまま。

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