2014/02/27

速報: Hyper-V and Oracle Linux UEK (3.8.13-26~)

February 25, 2014 付けで Hyper-V のサポート対象 Linux ゲストに Oracle Linux UEK (Unbreakable Enterprise Kernel) が追加されました。これまでは Red Hat 互換カーネルだけでした。一覧には UEK R3 QU1 とありますが、2 月 12 日にリリースされた Oracle Linux 6 向けの Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 Quarterly Update 1 (UEK R3U1) のことだと思います。

Oracle Linux virtual machines feature distribution map (February 25, 2014)
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn609828.aspx
Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 Quarterly Update 1 is now available (Feb 12, 2014)
[URL]  https://blogs.oracle.com/linux/entry/unbreakable_enterprise_kernel_release_31

UEK R3U1 のリリース ノートには、Hyper-V に関して何も書いていません。というわけで、早速試してみました。

2014/02/26

Office 2013 SP1 を適用できないと悩んでいる方へ

Office 2013 Service Pack(SP) 1 が公開されました。

多くの人が、Windows Update/Microsoft Update で配信されない、直接、ダウンロードしてインストールしようとしても「影響を受ける製品はありません」と表示されるといったことに悩んでいるかもしれません。

安心してください。どちらも正常です。だって、影響を受ける製品 (Office Professional Plus 2013 or Office Standard 2013) が無いんですから...

お薦めホワイト ペーパー『System Center 2012 R2 による SQL Server の保護と監視』

Windows Server 2012 R2 の「おすすめ技術ドキュメント (MS)」に新しいドキュメントが追加されました。

System Center 2012 R2 による SQL Server の保護と監視 (Word、3.71 MB)
[URL] http://download.microsoft.com/download/D/B/2/DB237DD3-2B03-4F32-9A40-22E2089DE46D/SCandSQLWP_v1.1.docx

System Center 2012 R2 Data Protection Manager による SQL Server データベースのバックアップ&復元と、Operations Manager による監視について書いています。バリバリの SQL Server データベース管理者向けではなく、SQL Server に詳しくないけどバックアップや監視しなければならない担当者向けの内容になっています。

2014/02/25

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and FreeBSD 10.0-RELEASE & hv-kvp-1.0 (再び)

Windows Server 2012 R2 Hyper-V の仮想マシンに FreeBSD 10.0 をインストールし hv_kvp_daemon を入れたとき、DHCP だと問題ないのですが、静的 IP だと KVP デーモンが落ちる問題の続報。昨日 (2/24) 、ソースコード hv_kvp_daemon.c と x64 用のパッケージ hv-kvp-x64.txz が更新されていたのを発見したので、更新版に入れ替えてみました。めでたく問題は解消されました。

2014/02/24

電子書籍版『Windows Server 2012 R2 テクノロジ入門』

拙著『Windows Server 2012 R2 テクノロジ入門』の電子書籍版 (PDF らしい) も出たらしい (↓) 。期間限定 (2014/04/20 まで) でお得になるらしい。

日経 BP 書店
[URL] http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P98250.html 


紙の書籍のほうも、MSBC 会員だと、日経 BP 書店でお得になるらしい (→) 。

MSBC: Microsoft Business Connection
 [URL] http://www.microsoft.com/japan/msbc/

そういえば、Windows 8.1 Update 1 (Update? Spring Update?) の情報が出てきていますが、Windows Server 2012 R2 Updte もこの春にくるそうです。変更は UI まわりだけのようなので、本の内容には影響しないはず (と思いたい)。RDS のデスクトップ エクスペリエンスを Windows 8.1 Update 1 にあわせないといけませんもんね。

Windows Server Blog > Windows Server 2012 R2 Update Coming this Spring
[URL] http://blogs.technet.com/b/windowsserver/archive/2014/02/23/windows-server-2012-r2-update-coming-this-spring.aspx

2014/02/21

Windows 8.1 のアクション センターの消えない古いメッセージ

Windows 8 から Windows 8.1 にアップグレードした場合、Windows 8 で実行した[Windows 7 のファイルの回復]の成功以外の結果のメッセージがあると、Windows 8.1 にも引き継がれ、消せないっぽい。

Windows 8.1 から[Windows 7 のファイルの回復]は廃止されちゃったので、[オプション]を押しても何も出てこんし。[アクション センターの設定を変更]で[Windows バックアップ]をオフにして非表示にするしかないらしい。

詳しくは...

WiKi > TechNet Articles > Troubleshooting: Clearing the Windows 8.1 Action Center Backup Message
[URL] http://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/19996.troubleshooting-clearing-the-windows-8-1-action-center-backup-message.aspx

関連する投稿:
Windows 8.1 のファイルの履歴の気になる日本語メッセージ (2014/02/20)

SBC > Windows Server 2012 R2 の記事と 2 つのガイド (PDF)

マイクロソフトさんの Smart Business Center にて、以前、Windows Server 2012 ベースだった以下のコンテンツが R2 対応に更新されました。

Smart Business Center > Windows Server 2012 R2 で実現する次世代の働き方
[URL]  http://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/sbc/launch/ws2012/default.aspx

ここからダウンロードできる 2 つの PDF も R2 対応です。

2014/02/20

Windows 8.1 のファイルの履歴の気になる日本語メッセージ


Windows 8.1 の[ファイルの履歴]を開くと、"ファイル履歴で、ネットワーク上の場所、または NTFS ファイル システムを使用していないドライブ上に、暗号化ファイル システムで暗号化されているファイルが見つかりました。これらのファイルはバックアップされません。" と表示されませんか?

暗号化ファイル システム (EFS) なんて使ってないし、NTFS でないドライブも接続していないし、なんで? ていうか、非 NTFS ドライブに EFS のファイルが見つかることってあり得んの?

システム イメージのバックアップ派なので、ファイルの履歴なんて使っていないけど気になる、気になる...

2014/02/14

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL 7 Beta (追加情報)

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL 7 Beta and Generation-2 VM (2014/02/12) にも加筆しましたが、RHEL 7 Beta における Hyper-V の KVP (Key Value Pair) と VSS (オンライン バックアップ) 対応について。

RHEL 7 Beta のサイトでパッケージを検索してみたところ、Hyper-V 関連で 3 つのパッケージが見つかりました。


RHN にサブスクリプション登録 (30 日評価版でも可) してあれば、次のコマンドラインでインストールできます。hyper-v-daemons-license は、hypervkvpd と hypervvssd の依存関係のあるパッケージとして勝手に入ります。

yum install hypervkvpd
yum install hypervvssd

2014/02/13

Hyper-V サポート対象 Linux の一覧更新& RHEL/CentOS 6.5 でホット アド メモリを有効化

2/11 付けで以下のリストが更新され、RHEL 6.5、CentOS 6.5、Oracle Linux (Red Hat 互換カーネル) 6.5 がようやく追加されました (なぜか 5.10 は掲載されず)。

CentOS, Oracle Linux, Red Hat Enterprise Linux virtual machines feature distribution map Updated: February 11, 2014
[URL] http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn531026.aspx

ちなみに、RHEL の Hardware Certification のリスト (https://hardware.redhat.com/Microsoft) に 6.5 はまだありません。

リストの更新で新情報。6.5 は動的メモリのホット アドをサポートしていますが、既定で無効になっているそうです。 有効にするには...

2014/02/12

Windows Server 2012 R2 Hyper-V and RHEL 7 Beta and Generation-2 VM

昨年末 (2013 年 12 月) に Red Hat Enterprise Linux 7 Beta がリリースされました。Hyper-V の第 2 世代仮想マシンに対応しているという気になるニュースがあったので、試してみました。

Red Hat Announces Availability of Red Hat Enterprise Linux 7 Beta
[URL] http://jp.redhat.com/about/news/archive/2013/12/red-hat-announces-availability-of-red-hat-enterprise-linux-7-beta

(やっと) 再リリース: RDP 8.1 for Windows 7 SP1

昨年公開 1 週間でお蔵入りになっていた Windows 7 SP1 (および Windows Server 2008 R2 SP1) 向けの RDP クライアント (サーバー側ではない) の RDP 8.1 アップデートがようやく再リリースされました。

Update for RemoteApp and Desktop Connections feature is available for Windows
[URL] http://support.microsoft.com/kb/2830477/en-us



2014/02/10

Microsoft Hyper-V Server 2012 R2 の役割と機能

Windows Server 2012 R2 のエディション (SKU) 別の違いに関する一覧表が公開されました。

Windows Server 2012 R2 Products and Editions Comparison  
[URL] http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=41703

Windows Server 2012 R2 の Standard と Datacenter の違いは、Windows Server 2012 以降、ライセンス内で実行できる Windows Server の仮想化インスタンスの数だけになり、スケーラビリティや機能に違いはなくなりました。が、Windows Server 2012 R2 からは 1 点だけ、Automatic Virtual Machine Activation (AVMA) の認証のところが違ってきます。それはそれとして、上の一覧表は、Microsoft Hyper-V Server 2012 R2 の役割と機能に関して情報が不足しているような気がします。

2014/02/03

System Center 2012 R2 > VMM に久々に VMware と XenServer を追加してみた

こんなスクリーンショット (→) を撮りたくて、久々に VMware ESXi と vCenterServer の管理環境と XenServer を立て、System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager (VMM) のホストとして追加して見ました。

ちょっと古いですが、VMware ESXi/vCenter Server は 5.1、XenServer は 6.0 です。

vCenterServer はインストールがホントに面倒です。FQDN の入力で叱られるときは、IP アドレスで強行するとうまくいくみたい。

XenServer は、XenServer 側に System Center Integration Pack をインストールして、証明書をほにゃららすればすんなり追加できるはず...

VMM2012RC > Citrix XenServer > XenServer 6 ホストを追加してみた (フォローアップ) 2011/10/28