2013/02/22

VHDブートのディスク空き容量が少なくなったときの対処法

私の Windows Server 2012 の評価環境は、50GBの容量可変タイプのVHDXを使用して、VHDブート環境にインストールしたもの。デュアルブートの物理環境は、Winodws Server 2008 R2 SP1。そんな環境で、VHDブートのC:ドライブ(つまり50GBのVHDX)の容量が足りなくなってきました。Windows Server 2012 の「Hyper-Vマネージャー」を使えば簡単にVHDXのサイズを拡張できるのですが、オンライン中はこの方法は使えません。デュアルブートのWinodws Server 2008 R2 SP1で起動しても、こちらの「Hyper-Vマネージャー」はVHDXに対応していません。

というわけで、Windows PEのブートディスク(Windows Server 2012のインストールDVDなど)で起動して、次のWindows Server 2012バージョンのDISKPARTコマンドでVHDXを60GBに拡張しました。その手順をメモ。

1. Windows PE のブートディスクで起動して、 コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行して、VHDX を 50GB から 60GB に拡張。

X:\Sources> DISKPART
DISKPART> SELECT VDISK FILE=D:\VHD\WIN2012.VHDX
DISKPART> EXPAND VDISK MAXIMUM=61440
DISKPART> ATTACH VDISK
(確認のためローカルマウント)
DISKPART> LIST DISK 
(60GBになったことを確認)
DISKPART> DETACH VDISK
DISKPART> EXIT
X:\Sources>

2. コンピューターを再起動

X:\Sources> WPEUTIL REBOOT

3. 「ディスクの管理」スナップインを開いて、VHDX のディスクに追加された 10GB を使って C:ドライブを拡張。



4. めでたしめでたし。VHD ブート最高、Windows PE大スキ。



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