2012/08/16

Windows 8 RTM > Windows To Go のアイコンに騙されちゃダメよ

Windows 8 Enterprise 評価版 (http://msdn.microsoft.com/en-us/evalcenter/jj554510.aspx) も公開されたことですし、もうこの情報を誰かさんと共有しても問題ないでしょう。

Windows To Go は Windows 8 Enterprise だけに提供される機能です。Windows 8 Enterprise のコントロールパネルから起動するツールを使用して、Windows To Goのメディア (Windows To Go ワークスペース) を作成できます。Windows 8 Enterprise じゃなくても何とかなると思っている方がいるとしたら、ダメですよ。ライセンス違反ですから。企業ユーザーじゃないなら、Windows 8 Enterprise 評価版で評価するだけで我慢しましょう。

一般的な USB メモリで作ろうとしても、「これはリムーバブル ドライブで、Windows To Go には対応していません」とはねられます。大容量の USB 3.0 メモリを買いに行く前に、このことを覚えておきましょう。

なお、ハードウェア要件のリンクをクリックしても、 USB 3.0 Device を推奨とあるだけで、はっきりしません。Compatibility Center のリンク先がありますが、まだ Windows 7 互換性センターですし。
そういえば、ローカルの固定ディスクはオンラインにならないという Windows To Go の仕様は、ちゃんと実装されていました。MOUNTVOL /N は実行しなくても大丈夫。


あと、どうでもいいことですが。「ディスクはオフライです」。できればフライは勘弁してほしい。この日本語、けっこう昔から間違っているっぽい。


3 件のコメント:

  1. 質問です。

    > 一般的な USB メモリで作ろうとしても、「これはリムーバブル ドライブで、
    > Windows To Go には対応していません」とはねられます。

    とのことですが、どのようなものなら良いのでしょうか?
    USB3のリムーバブルHDDなら良いのでしょうか?

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  2. USB 2.0の外付けハードディスクケース(玄人志向に40GBの2.5インチIDEディスクを入れたもの)で普通に使えています。USB 2.0でも極端に遅いということはないです。地デジ録画用のポータブルHDDで大丈夫です。USB 3.0対応のPCを持っていないので、USB 3.0では試していません。

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  3. 山市良様
    ご回答いただきまして、ありがとうございます。
    早速、試してします。

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