2012/05/29

Windows 8 > 新しい Hyper-V マネージャーは KVP から IP 情報を取得していた

Windows Server "8" Beta と Windows 8 Consumer Preview x64 の Hyper-V では、「Hyper-V マネージャー」の仮想マシンの「ネットワーク」タブで、ゲスト OS の IPv4 および IPv6 アドレスを取得できるようになっています。DHCP な仮想マシンのアドレスを確認するのに、いちいちコンソール接続しなくてもよくて便利です。

この IP アドレス情報は、どこから取得しているかというと、KVP (Key Value Pair) データ交換サービスからです。





試しに、「データ交換サービス」を無効にしてみると、「IP アドレス:」の項目が空欄に切り替わりました。


KVP は System Center Virtual Machine Manager が情報取得に使っているようですが、Hyper-V 単体だと、これまであまり活用されていなかったと思います。ゲスト OS の情報を取得しようとすると、スクリプトから WMI (Msvm_KvpExchangeComponent) にアクセスする必要がありました。上のスクリーンショットで使っている hvvminfo.vbs のソースはこちら

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