2011/08/11

VMM2012BETA > IP Pool > いいね !!

System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2012 Beta のお勉強。SCVMM 2012 Beta では、SCVMM 2008 R2 以前の MAC アドレス プールに加えて、IP プール (IP Pool) を準備できるようになっています。

今回は、この IP プールの使い方を見ていきましょう。
SCVMM 2012 Beta の新機能である IP プールは、ファブリック リソース (Fabric Resources) として管理される、ネットワーク (Networking) リソースの 1 つです。IP アドレスの範囲のプールをネットワーク構成 (サブネットマスク、デフォルト ゲートウェイ、DNS サーバーとか) とともにリソース化して、仮想マシン作成時に自動構成するためのもの。ただし、マニュアルで新規に作成する仮想マシンでは利用できません。この機能は、仮想マシン テンプレートからの仮想マシン作成時にのみ利用できるもののようです。


では実際に、IP プールを使用して、仮想マシンのネットワークを構成してみましょう。まず、IP プールを準備します。それには、ファブリック リソースに論理ネットワーク (Logical Networks) を作成し、ネットワークの定義 (Network Definition) を構成して、その中に IP プール (IP Pool) を作成します。


 論理ネットワーク (Logical Networks)は、SCVMM 2012 Beta のサーバーが属するネットワークのものは、Windows の NLA (Network Location Awareness) 機能で自動作成されます。今回は、これをそのまま利用します (評価環境が小規模なので)。

論理ネットワーク (Logical Networks) の中には、1 つ以上のネットワークの定義 (Network Definition) を作成できます。ネットワークの定義 (Network Definition) は、IP サブネット (IPv4 や IPv6) や VLAN タグを設定します。VLAN を利用しない場合は、VLANは「0」にしておきます (これ重要)。


IP プール (IP Pool) は、ネットワークの定義 (Network Definitions) の中に作成できます。IP プールには、IP アドレスの範囲 (IPv4 の定義の中には IPv4 のプール?)、デフォルト ゲートウェイ (Gateway)、DNS サーバー (DNS)、WINS サーバー (WINS) など、DHCP と同じような項目を設定します (VIP の話は今回はなしョ)。


これで IP プールの準備は OK。続いて、仮想マシンのテンプレートを作成します。テンプレートのハードウェア プロファイルのところで、接続先の論理ネットワーク (Logical Network) を選択し、IP アドレスのタイプとして「Static (from a static IP Pool)」を選択、IPv4、IPv6、もしくは IPv4/IPv6 のプロトコルを選択します。この時点では、どの IP プールを使用するかとかの設定ではありません。



仮想マシンのテンプレートを保存し、続いて、テンプレートから仮想マシンの作成を開始します。


ウィザードを進めていって、配置先ホストの選択の次のページで、IP プールを選択し、ピンのアイコンをクリックします。ここで、IP プールではなく、固定の IP アドレスで上書きさせることもできるようです (そっちは試していません)。


仮想マシン作成ジョブが完了するまで待ちます。完了後、ゲスト OS にログオンして確認すると、IP プール内の IP アドレスが、ネットワーク アダプターに“固定”割り当てされているのがわかります。


このように、 IP プールを利用すると、DHCP による自動構成と同じような感じで、ゲスト OS のネットワークを自動構成することができます。DHCP サーバーを準備、構成する必要はありませんし、既存の DHCP サーバーに影響を受けることもありません (プールの範囲の重複には注意)。IP アドレスの割り当ては、動的ではなく、静的であることにも注目してください。

SCVMM 2012 BETA お勉強シリーズ:

VMM2012BETA > SQL Server > VMM2012 でデータベース サーバーをデプロイ
http://yamanxworld.blogspot.com/2011/07/vmm2012beta-sql-server-vmm2012.html

VMM2012BETA > Server App-V > Apache HTTP Server をサービスとして自動展開してみた
http://yamanxworld.blogspot.com/2011/07/vmm2012beta-server-app-v-apache-http.html

VMM2012BETA > Web Deploy > VMM2012 で Web Deploy
http://yamanxworld.blogspot.com/2011/07/vmm2012beta-web-deploy-vmm2012-web.html

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